『ただの』？

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「ずっとするって言いながらしてなかった席替えするぞー」









担任の先生の朝礼での一言にクラス中が一気にざわつく。









「席替えか〜、」









2「俺の隣じゃなくなるの寂し？」









げ、、









横を見るとクスッと笑ったカイくん。









寂しいけどね、悔しいから言わないでおこうかな。









「別にそう言うのじゃない、1番後ろだったらいいかな、あとカナコが隣だったらいいなあみたいな！」









2「えー」









カ「私もAと隣がいいよ〜！！」









「カナコ〜〜(;_;)」









2「Aもカナコもくじ引きの番来たよ？」









「「はーい」」









カ「わたしこれにする！」









「わたしも決めた！」









そして引いたくじは、









これからのわたしの恋をかき混ぜる、









「15番」









だった。

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