【King&Prince】キンプリの最終兵器、純白ちゃん。８ (ページ24)

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KAITO.T

見るからに具合の悪そうなAちゃん。

紫耀が戻ってきて、飲み物を受け取ろうと立ち上がった時、フラッとふらついたと思ったら俺の上に倒れこんできた。

これはマジでビックリした！！

とっさに抱き止めたけど、凄く体が熱かったの。

紫耀に「あっちの大きいソファに寝かして」と言われ、Aちゃんをお姫様抱っこして寝かせる。

『ありがと海人』

「！、いいよ！お安い御用！」

前のAちゃんだったら、何しても「ごめんね」って言ってたと思う。

迷惑かけてるとか思ってすごい悲しい顔してた。

でも今のAちゃんは「ありがと」って笑顔で言ってくれるようになって、俺は凄い嬉しい。

Aちゃんは「朝薬飲んだんだけどね～」って紫耀から貰った水を飲んだ。

岸「休む？」

『ううん！今日は撮影だけでしょ？』

「そうだけど‥‥」

『だからそれだけやって帰る。それならいいでしょ？』

廉「ま、まぁ‥‥無理しなければ」

廉がAちゃんの押しに負けた(笑)

Aちゃん、自分の意見とか思ってる事とか言ってくれるようになった。

「じゃあ俺ここで寄り添ってる！」

『ありがと(笑)』

平野「一応病人だからね」

『一応ってなんだよ』

俺は地べたに座って、Aちゃんに今まで描いた絵を見せたり、面白い動画見せたりしたの。

『え、これ私じゃん』

海人「あ、バレた(笑)」

『ちょっと！盗撮！』

「えーいいじゃん。俺だけじゃないもん。盗撮してるの」

『は』

廉･平野「「おい！」」

勇太「バカ‥‥」

岸「海人ぉ！！それは言っちゃいけないやつ！！」

『お前らぁ‥‥私の知らないところで盗撮してるのか‥‥！！』

「あは、あははっ‥‥！」

ムスッとするAちゃんがかわいくて、つい写真を撮ってしまいまた怒られた(笑)

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