はじめまして。 ページ49
家に帰って傷だらけの軍人を背負っているものだから、いろいろ質問されたが、
すべて、「大丈夫」で済ました。
ちなみにお土産は涙が出るほど喜んでもらえた。
紫ストールさんはぺ神が治療したものの、ここ一ヶ月起きていない。
ぺ神によると、骨が何本か逝っていたらしい。
そらそんだけ寝るわな。
多分。あの時だけの傷じゃないだろうし。
「ぺ神。紫ストールさんは?」
それからというもの、私は医務室に毎日足を運んでいる。
ぺ神は渋い顔で、首を振った。
sn「まだ起きない。精神的にも辛かったんだろうね。」
「そう。ならここでお暇するわ。」
sn「うん。起きたら呼ぶからね。」
「そうして頂戴。」
1週間後
「ぺ神…あら、」
いつも通り、医務室へいったら、そこにあるはずのぺ神の姿はなかった。
だが、そのかわり、
?「あんた。誰や。」
思い切り私を睨みつけている、紫ストールさんがいた。
私は近づきこういった。
「はじめまして、紫ストールさん。お名前を。」
?「人に名前を聞く前に自分の名前を名乗るのが礼儀ちゃうんか。」
「それもそうですわね。私、A・コリウス。と申します。貴方のお名前を。」
?「ない。親からもらった名前はない。代わりに自分で付けた。」
「ではそのお名前を」
?「ジェーンドゥ・ゼフィランサスや。」
名前なっげぇな。兄さんでいいや。てかこいつ攻略対象やんけ。
「そう。兄さんでもよろし?」
ni「名前聞いた意味。」
「一応。」
ni「まぁそっちのほうが呼ばれ慣れとるわ。兄さんでええよ。」
兄さんはあおむけになったままそう言った。
ni「まぁいい質問や。何でおれを助けた?あんたら貴族にとっては俺ら軍人が死んでも痛くもかゆくもないやろ」
理由?考えたこともない。ただそこにいたから助けた…いや違うな。
「エゴですわ。」
ni「エゴ?どんなエゴだよ」
蔑むような目で見てきた兄さん。くっそ顔がいい。
「私の目の前で人が死ぬことは何があっても阻止しますわ。だってそれは私の人生の頁に必要ないですもの。これではご不満?」
ni「まぁいい俺はここを出るからな。」
「あっやめといたほうが」
兄さんが動いたとたん、ビービーとブザーが鳴った。
耳を塞ぎながら近づき、停止ボタンを押す。
「だからやめとけっていったのに。貴方が今使ってるベッドは逃げ出そうとすると、ブザーが鳴る仕掛けなのよ。」
ni「いやどんな仕掛けなん。」
sn「二人ともぉ？」
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コーヒーゼリー(プロフ) - 夜行猫さん» 申し訳ございません!もうすでに決まってるんです💦考えてくれてありがとうございました! (2022年3月19日 22時) (
レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - ひとらんらんさんの能力復讐ノ心ヲ持ツ者で...⁉ (2022年3月19日 22時) (レス) @page32 id: 411c3046fc (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - える＠zm推しさん» 誤字のご指摘ありがとうございます!!なんか怖くなってますね…なおしときます!! (2022年3月8日 15時) (レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
える＠zm推し - ページ16のhtさんのセリフの「さいたらすっごい綺麗なんだよ！」の所漢字が違いますよ！咲いたらが裂いたらになっちゃってます！なんか怖くなってますね、、、 (2022年3月8日 1時) (レス) @page16 id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - るきあさん» リンちゃんもリ〇ル君も好きです。転スラには手を出したいが沼に入ることを怯えています:(；ﾞﾟ''ωﾟ''): (2022年2月6日 17時) (レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
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