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NJ side
仕事がひと段落して帰ろうかと思った時
Aから電話がかかってきた
『…あ、ナムジュン…?』
NJ「ん?どうした?」
『…◯◯駅の通りに…ホソクいるから、迎えに行って…』
声が掠れてる
何かあったんだろう
NJ「ん、了解。任せて」
『うん。ごめんね』
電話を聞いてすぐに言われた場所に向かう
走っていくと
NJ「…ホソク」
HS「…俺、最低だわ」
NJ「Aに何したんだよ」
もしこいつのせいでAが傷ついているんなら
いくら付き合いが長いホソクでも許せない
HS「Aに告白して、フラれた」
…驚いた
ホソクがAの事が好きなのは行動で気付いていた
そして仲良しそうなAを見ていたから
てっきり両思いなのかと思い込んでいた
HS「抑えようと思ったけどやっぱりダメだった…せめて仲のいい同僚は続けたかったのに」
そう言って下を向くホソク
…ホソクと両思いじゃないのだとしたら
俺は何のために身を引いていたのだろう
俺だって、ずっと前から自分の気持ちを隠してきた
Aと仲のいい同僚という立場を守るため
ホソクと2人の仲を…応援するため
NJ「……馬鹿だな…」
HS「…だよな笑、ほんと…」
本当だよ
お前も
俺も
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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時