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you side



さっきからホソクの胸を押してるけど



力が強くて全然離れない



『っ…も、やめ…てっ』



何度呼びかけても



聞こえていないのか口付けし続けるホソク



見たことのないホソクが怖くて



涙が出てきた



助けて…だれか…



「っ…悪い…けど…離してもらえる?」



その言葉と同時にホソクが剥がされ



大きい体に抱きしめられる



JN「嫌がってるのに、何してんの」



大好きな人の声だった



『ソクジンさん…』



安心してまた涙が出てくる



私が泣いてるのに気づいたホソクは目を見開いていた



HS「っ…A…」



ホソクが申し訳ないと思っているのは伝わってくるけど



とても顔を見られる状態ではなかった



JN「行こ」



肩を抱いて私を連れて行こうとするソクジンさん



『…ナムジュン…呼んで…おくから…ごめん…ね』



息絶え絶えにそう言い、ソクジンさんと一緒に歩き出す



ホソクはその場に立ち尽くしていた



申し訳なさが募って



ソクジンさんの顔を見たかったんだけど



暗くてよく見えない



震える手でスマホを操作する



『…あ、ナムジュン…?…◯◯駅の通りに…ホソクいるから、迎えに行って……うん。ごめんね』









スマホを見てたから自分がどこを歩いたかわからなかった



気がつくと私の家



JN「着いたよ。」



『すみません、ありがとうございます』



やっとの事で顔を上げると



好きな人の顔はもう目と鼻の先で



唇を塞がれた



『っ!…んぅ』



JN「っは、ごめん、こんな事、したかった訳じゃない」



そう言って離れようとしたソクジンさん



その手を引っ張って私から口付けた



JN「ん、」



『いいんです、ソクジンさんなら…安心するから」



その言葉を聞くと、嬉しそうに微笑むソクジンさん



JN「ありがと…辛い事だったら無理に聞かないけど…いつでも話してね」



頭を撫でてくれる



ただ甘えたくて、ソクジンさんに抱きつく



『大好きです。ソクジンさん』



JN「俺も、大好き」

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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時

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