4話 ページ41
きょとんとしてる智君。
どうやってごまかそうかと思って頭をぐるぐる思い巡らせていたら、智君があどけない顔で、とんでもないことを言った。
｢使用感が気に入らねぇとか？｣
し、し、し、使用感!?
｢そういや、相葉ちゃんがすげぇの持ってるって言ってたなぁ･････｣
す、す、すげぇの!?
｢なんか、ボコボコしてんだって｣
ボ･･････。ボ？
絶句してたら、智君が上目遣いで聞いてきた。
｢もらって来る？｣
私は叫びそうになる口を両手で押さえて目を見開いた。
い、い、い、いりませんっ！
っていうか、なんて会話をしているのっ!?
楽屋!? 楽屋で!?
また盗聴器がつけられてたらどうするのーーー！
いりません、いりませんって、私がブルブルと首を横に振っていると、クスッと笑った智君は、｢んふふ、おもしろかった｣って言って寝室を出て行った。
突然置いて行かれた私は頭をはてなマークでいっぱいにした。
どういうこと？
でも、数秒後にはからかわれたんだと気がついて脱力した。
｢智君〜〜〜｣
もう、私で遊ばないでよっ！
寝室を出ると、智君はリビングの床に座ってルアーを磨いているところだった。
釣りに行けない智君のストレス解消法。
私は後ろから覗き込んで言った。
｢もうぴっかぴかだね｣
ここのところずーっと磨いてるのを揶揄して言ったら、ルアーから目を離さずに唇を尖らせて拗ねたように言った。
｢うるせぇ｣
ふふふ、可愛い。
私は智君の隣に座って、ルアーを見ながら言った。
｢でもよく光るだろうから、きっと海に行ったらたくさん魚が寄って来るんじゃない？｣
すると途端に目尻を下げて顔を綻ばせる智君。
｢え、そう？｣
声のトーンが上がってる。
嬉しそう。
･･････あー、智君ってばどうしてこんなに可愛いの!?
好きが溢れて、思わずそのまあるい頬にキスをしたら、振り返った智君が唇にキスを返してくれた。
瞳があったら、にこっと笑った智君がもう一度キスをちゃんと丁寧にしてくれて･･････。
しばらくの後、私たちはさっき掃除した寝室に再び戻っていた。
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ao(プロフ) - keiさん» kei様こんにちはー。嬉しいことを言ってくれますね〜。私の書いたお話がいいだなんて、幸せをありがとうございます。萌えちゃう。頑張りたいって思っちゃいましたよ〜。ありがとうございます！ (2019年10月8日 14時) (
レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - keiさん» keiちゃんこんにちはー。今回の萌はセクシーランジェリーに囲まれた智君の図です(笑)。癒やされた〜。五人全員ホストにさせるのもありだね!?･･･囲まれてみたい･･･。多分私も召される。いや絶対。 (2019年10月8日 14時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - こんにちは。更新ありがとうございます。aoさんの書いたシェアハウス、読みたいです。5人と一緒のシェアハウスなんて最高！しかもそれがaoさんの書いた作品なら楽しみでしかないです。aoさんの作品、全部大好きなので…気長に待ってますので、よろしくお願いします。 (2019年10月8日 13時) (レス) id: a6dd3c2537 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - aoちゃんおはよう〜＾＾元カノのことも心配しちゃう主人公ちゃん優しいねぇ。でも心配にもなっちゃうよね。ってか女性下着にまみれてる智君想像したら笑っちゃったわ♪嵐さんがホストやったら召されちゃうわ♪智君やにのちゃんに甘やかされたーい♪ (2019年10月8日 9時) (レス) id: 6904188dc6 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - ちゅん様こんにちは。癒すことが出来てとても嬉しいです。大満足。今日の更新は萌えと不穏な空気で複雑かもしれませんが、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします〜。ありがとうございました！ (2019年10月8日 8時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年9月30日 8時
