7話 ページ25
食事があらかた終ったようだったから、もうそろそろ大野君のところに行きたいんだけど、そんな猫達が邪魔で行けやしない。
｢まぁ、フランソワったら智ちゃんちの猫ちゃんともう仲良くなったの？｣
フランソワちゃんは姉妹のお姉さんの飼い猫だった。
私に牙をむくフランソワちゃん。
･････これのどこが仲良くなったように見えるのかな。
｢うちの嵐はAちゃんが随分気に入った様子ね。避妊手術はさせてるの？｣
妹さんの方に聞かれた大野君は相葉君をちらりと見た。すると相葉君は首を横に振って、まだなんですと困惑気味の笑顔で答えた。
｢まぁー、だったらうちの嵐のお嫁さんに来ない？大事にするわよ？ うちには他にも嵐のお嫁さんが三匹いてね。みんな仲良く暮らしてるのよ｣
嵐君てば、お嫁さんが三匹もいるの？モテモテだね!? っていうか私、そういう意味で狙われてたの!?
気付かなかった！ 変な鳴き声あげてくるなとは思ってたけど！
嵐君のお嫁さんになる気はさらさらないし、明らかに飼い主狙いのおうちにも行きたくない私は大慌てで逃げた。
結婚なんてして向こうのおうちに行ったら、相葉君や大野君が私の様子を姉妹の家に見に来た時、そのまま帰してもらえなくなる姿が容易に想像できて恐すぎる。
結果、助けに行くどころか、助けに来て貰ったのは私の方だった。
逃げ回って、大理石の暖炉の上に飛び乗って高いところで震えていたら、大野君と相葉君がやって来て、二人同時に手を伸ばしてくれた。
二人とも優しく笑ってて。
｢大丈夫だから、おいで。守ってやるから｣
相葉君の優しさの滲む声が私の強張っていた心を解してくれる。
｢相葉ちゃんの言う通り降りた方がいいよ？ A、高いとことか、鈍臭いとこあるから｣
もう！大野君たらっ。･･････その通りなんだけど。
でもどっちに抱っこしてもらえばいいの？
贅沢にも迷っていたら、大野君は苦笑して手を引っ込めた。
すると相葉君が手を伸ばしてそっと私を抱き上げてくれた。
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ao(プロフ) - 萌和*さん» 萌和＊様おはようございます。ニノちゃん押しだったんですね。彼は現実でも妄想でもほんといい仕事しますからねー。うんうん、わかります。楽しんでいただけるといいなぁ〜。 (2019年8月10日 9時) (
レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - kikiさん» kiki様おはようございまーす！雄叫びありがとうございます。うふふ。ラブラブなのはほんと心の栄養ですよねー。活力お届けできるよう頑張りますので今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - keiさん» keiちゃん月末なんだね!? うちわ結局ウインクと投げチューとありがとの三種とりあえず作ることにしたよ。ほんと楽しいね！次は二宮君ちだよー。楽しんでね〜。 (2019年8月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
萌和*(プロフ) - こんばんは！わーーー二宮さん家！ついに！にやにやが止まらない二宮くん推しです← 二宮さんが出てくるとは思ってなかったのでドキドキです〜次回も楽しみにしてます♪ (2019年8月9日 18時) (レス) id: 270b2e26c0 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - ao様 ギァー\(//∇//)\ 2人のやり取りが可愛い過ぎて、ニヤニヤですよ！それに二宮さんまで絡みだして、ワクワク、ドキドキが止まりません（≧∇≦）これからの活力になる事間違いなしでございます。ありがとうございます！ (2019年8月9日 17時) (レス) id: 5bf90ac6c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年7月14日 9時
