2話 ページ43
｢あぁ、すっきりしたわ｣
バスタオルでスタイルのいい身体をくるんで、盛り上がった胸の谷間や、細くて長い足を惜し気もなく披露していて、目のやり場に困ってしまう。
いないとおもってたらお風呂場にいたんだ。
っていうか、この状況をどう理解したらいいのか、自分の常識に自信がなくなる･････。
元彼の家でした彼氏との仲直りの情事の汗を、元彼の家のお風呂で流す。そして明らかに私達の存在を分かっている上で、ほぼ裸状態で出て来る。しかもかなりリラックスした様子で。そしてそれを受け流しているおーちゃん。
｢あら、掃除してくれたの？後でしようと思ってたのに｣
流し目が色っぽいアラタさん。
･･････本当に掃除をする気があったんだろうか。普通、掃除は汗をかくから、お風呂に入る前にするんじゃあ･･････。
｢智、お帰り。迷惑料はマサがそこの机に置いておいたから｣
見れば、ダイニングテーブルの上に一万円札が何枚も重ねられていた。
多くない!?
ここの常識どうなってるの!?
目があったから、慌てて頭を下げた。
｢こんにちは｣
｢あら、いつかのおチビさん｣
おチビ･････。私、そんなに小さいかな？
私が小さいというより、アラタさんが大きいのでは？170cmは確実にありそう。モデルみたいな体型だ。
･･････アラタさんって、おーちゃんより身長高いよね？
どうやってキスしてたんだろうって考えて、押し倒せば身長は関係ないかって思いついたら、自分の遠慮のなさに恥ずかしくなって俯いた。
すると、そんな私を見てアラタさんが訝しそうに言った
｢あなた･･････さっきマサと会った？｣
アラタさんの目が鋭く光る。雰囲気も一気に冷たくなった。
驚きながら、会いましたって言おうとしたけど、おーちゃんが会ってないよって嘘をついた。
｢ドアの外で俺だけ喋ったから。Aは会ってない｣
それを聞いた瞬間、アラタさんの雰囲気が和らいだ。
｢だったらいいのよ。 Aって言うの？智の新しい彼女なんだってね。私は智のマネージャーをしている新田理香よ。よろしくね｣
｢よろしくお願いします｣
頭を下げようとした。でも、出来なかった。
アラタさんが綺麗な指先を私の顎に絡ませて、顔をくいっと上向けさせたからだ。
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ao(プロフ) - 765proharukavaiさん» 765proharukavai様はじめまして。コメントありがとうございます。ラブラブ具合はいかがでしょうか。お楽しみ頂けてたら嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします！ (2018年9月6日 8時) (
レス) id: e96312c6a0 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - あいさん» あい様ありがとうございます！ぎこちなさが残る二人、うれしはずかしで、いい時期ですよね。慣れるとかなく、このままの二人でお送りできればなぁと思います。よろしくお願いいたします！ (2018年9月6日 8時) (レス) id: e96312c6a0 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - はるさん» はる様こんにちはー。ラブラブな二人、お楽しみいただけてますか？これからもよろしくお願いいたします！ (2018年9月6日 8時) (レス) id: e96312c6a0 (このIDを非表示/違反報告)
765proharukavai(プロフ) - 初めてコメントをさせて頂いています。いつも楽しみにして読ませて頂いております。純粋でほのぼのとしたふたりの雰囲気が、なんだかほっこりとしてとっても和みます！これからのラブラブ具合が楽しみです!!次の更新を楽しみに待ってまーす。 (2018年9月5日 16時) (レス) id: 42941b0f76 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - お話も現実も台風一過で幸せ気分です。まだぎこちなさが残る微妙な距離感の二人が可愛らしいですねー☆ (2018年9月5日 12時) (レス) id: cdabb1149e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお
| 作成日時：2018年8月28日 15時
