犬系彼氏、猫系彼女。【青山陸】

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− 翌日 −


ドアをノックする音がして、



「HIROさん、Aです。」




HIRO『おお、入っていいぞ〜







　あの返事、だな？』






「はい。









　お返事ですが_____________________ 」







HIRO『そうか、わかった。』








しっかりと返事を出して部屋を出ていったAを見て、大人になったな、だなんてしみじみと実感した。









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あーーーーーーーーAに会いてーーーーー！！！






いきなりすみません、どうも青山陸です。(笑)




昨日もいなかったし今日もいなかったし、連絡も昨日から2回くらいしか返ってこなくなったしなんだよもう！！！




忙しいのかな〜なんて思いながらふたりで笑いあっている携帯のロック画面を見て思う。





今日はある打ち合わせ。


ツアーの打ち合わせとかではないけど、本当に重要な打ち合わせだから16人全員が緊張したような顔をしている。




力『よーし、打ち合わせするぞー』



『『はーい』』



そういって打ち合わせが始まる。




力『今回の場所だけど、あそこの__________。』




健『それのときの衣装は__________。』




慎『でもこういうのも捨てがたいというか____。』



壱『あの曲のときにこうやって__________。』



陣『陸さん全然話入ってこないですけど大丈夫ですか？(笑)』



『あっ、うん！大丈夫！しっかりまとめてた！(笑)』



北『こういう演出もどうですか？？』



岩『でも__________も好きかも、』





なんてみんないつになく真剣で、あの日を迎えるのをみんな心待ちにしていた。

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