犬系彼氏、猫系彼女。【青山陸】

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実はまこっちゃん、Aが引っ越した先の隣の家だったらしくて、そこからはずっと一緒だったらしい。
　


だから異様に仲がいい理由は幼馴染でしたってわけであって…きっとまこっちゃんもAを一生守っていきたいと思っていたんだと思う。





浦『まこ〜こっちおいで〜』




なんていいタイミングで翔平がまこっちゃんを呼んで、この話は終わった。





なんだか、申し訳無さやら感情がごちゃごちゃになってそのへんにあったビールを一気に流し込む。




ちょ、陸さん！？なんて声がちらほら聞こえるけど気にせず飲み続ける。




健『陸さん呑みますね〜！


　健太と乾杯しましょ〜！』



なんて健太のその言葉すらもが煽られてるような気持ちになって負けねえ！なんて言った言葉を最後に、俺の記憶はなくなった。







　



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目が覚めるとそこは自分の部屋で、


起き上がると同時に頭が痛すぎてまたベッドに吸い込まれるように落ちる。




うっわ〜二日酔いとかいつぶりだよ、、

　

ここまで運んでくれたの誰だろう、、お礼しないとなあ、、



そして今の時間とスケジュールを確認するために携帯を開く。






そこにあったのは、Aからの不在着信と2つの通知。



その内容に頭が真っ白になり、それ以外のことは考えられなくなった。









Aたすけて


Aごめんなさい




何かわからないこの通知に軽くパニックになる。




電話をかけ直してみるけど

(お掛けになった電話は〜)

なんて留守電の音しか聞こえず、とりあえずAの家に行かないと、なんて働かない頭を動かし、すぐに家を飛び出した。

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