犬系彼氏、猫系彼女。【青山陸】

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わいわいがやがやと結局俺ら16人が着いたのは焼き肉屋のような、居酒屋のような、、




とにかく俺らには最適な場所で。






生の人ー！やらレモンサワーで！

なんて声が飛び交う。





健『陸さんなににしますか？？』


なんてお酒好きの健太はキラキラしながらきいてくる。




『んー生で！』


と返して、今日はいっぱい飲むぞー！とみんなで盛り上がる。









次々に料理が運ばれてきて、少しずつつまみながらお酒も進む。


そうなるともちろん話すのは恋愛ネタや下ネタだったり、、、


まあ、ね？俺らも人間ですから！！



そこで話題になるのはもちろんAの話。






壱『りくさああああああん！！』




なんてほろ酔い…いや、結構酔っ払った壱馬に絡まれる。


『壱馬酔いすぎ(笑)』


壱『酔ってないっすよぉ〜(笑)


　てかAとの話聞かせてくださいよ〜』




はいきたきた…なんて思いながら俺も俺で少し酔ってるから何でも話せそうな気分になる。



『何が聞きたいの〜(笑)』



壱『陸さんなんでAと付き合っちゃったんですか〜みんなのお姫様ですよ〜？』



そう、Aはツンデレだの猫だの言われてるけどみんなの姫的存在で。


もちろん俺らだけじゃなく、EXILEさんを始め、みんなのアイドル的な、姫的な存在だった。



特に啓司さんとかは凄くて…俺も正直守るのが必死だったりする(笑)



壱『あのぉ〜陸さん〜きいてます？？』




『ん〜〜Aをずっと側で見てきたのも、これから先隣にいていいのも俺だけだなって思ったから、かな？』



壱『…なんすかそれ〜！かっこよすぎません？？』



『まあ俺ら幼馴染だしね(笑)』



そう、俺らの出会いは俺が5歳のとき。


Aがまだ言葉も喋れない赤ちゃんの頃から一緒にいてAが小学2年生になるまで一緒にいた。



その後Aは引っ越しちゃったから、家も近所じゃなくなって遠くなっちゃったんだけどね。





懐かしいな〜なんてしみじみと思う。




慎『………陸さんなんかむかつくんで飲んでください』



そんな理不尽なことを言われてジョッキを渡される。



『まこっちゃん、、ひどくない！？』




慎『俺だってずっと…ずっと……『慎。』すみません、陸さん…』



ずっと…の続きを止めたのはもちろん壱馬。

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