後輩が恋人 紫 ページ41
一般人設定。
side 紫
緑「深澤先輩、資料できました。」
紫「おっ、相変わらず仕事が早いねぇ。さすが阿部ちゃん。」
俺より高い位置にある頭を背伸びして撫でてやると、へへ、と照れたように笑った。
今日も天使級に可愛いわぁ、うちの彼女。早く家に帰って、甘やかしたい。
この会社では後輩である阿部ちゃんは、中学の時からの仲であり、俺の彼女。
高校卒業するときに、当たって砕けろ精神で告白したら、まさかのOKに驚きすぎて腰を抜かしかけたのは、いい青春だった。
一年くらい大学と高校で離れてたけど、その間もお互いの家を行き来して今だラブラブを保っている。
そんなことを思っていると、ふと可愛い色んな阿部ちゃんがフラッシュバックしてきて、つい口許が緩んでしまった。
すると、隣から気持ち悪い、と小さく呟く声が聞こえた。
緑「先輩、ヤバいくらいにやけてて、気持ち悪いですよ?」
紫「気持ち悪いことはないでしょ。かっこいいだろ?」
緑「さぁ?どうでしょう。」
とぼけたような顔をして自分の席に戻っていく阿部ちゃんの後ろ姿を見ながら、自分の仕事に手をつけた。
案外集中して取り組んでいたらしく、あっという間に終業時間。
帰りましょ?と肩を叩かれて振り向けば、俺の鞄と自分の鞄を持った阿部ちゃんがいた。
紫「よし、帰るかぁ。」
緑「はい、」
お礼を言ってから鞄を受け取って歩き出せば、とことこと歩いてついてくる阿部ちゃんが、なんとも可愛らしい。
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葡萄 - 雪男のお姫様のパスワードおしえてください (2022年2月23日 21時) (レス) id: 02f8958579 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - airiさん» 『リクエストについて』にも書かせていただきましたが、ただいまリクエスト受付を停止しております。ですから、せっかくいただいたリクエストですが、お断りさせていただきます。これからも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。 (2021年8月13日 17時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!リクエストなんですけど、前の、兄弟に愛されすぎて困ってますって作品の続編って書いてもらうことは出来ますか? (2021年8月13日 9時) (レス) id: 496098c2f3 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - ことねさん» それでしたら、一度作者のボードまで来ていただけるとありがたいです。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - コメント失礼します。パート位置から読みたいのでパスワード教えていただきたてきたいて゛すヒントは読んだのですが難しい方よくわからないです、、 (2021年8月7日 3時) (レス) id: 23425c663f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青緑 | 作成日時:2021年5月30日 0時