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ヤバい、緊張してきた。いや、別に何もないんだけど、阿部ちゃんの家に来るのが久しぶり過ぎてヤバい。

誕生日当日の夕方。俺は人の家の前で、うぅ、と唸りながらインターフォンを押すか悩んでいる。
そうすると、何かを感じとったのか、扉が開いて阿部ちゃんがひょこっと顔を出した。

緑「あ、居た。なんでインターフォン押さないのさ。」

桃「や、ごめん。なんか、ねぇ?」
ぷくっと若干拗ね気味な阿部ちゃんが、ふーん?と言って部屋の中に入っていく。
緊張してた、なんて理由、格好悪すぎて言えるわけないでしょ。と思いながら、阿部ちゃんの背中を追いかけた。

桃「お邪魔しまーす、」

緑「あ、佐久間、靴揃えた?」

桃「あ!」
忘れてた!と急いで玄関に戻れば、扉の向こうから聞こえてくる呆れ交じりの笑い声。
なんか幸せだなぁ、誕生日に可愛い阿部ちゃんと居れて。と幸せを噛み締めつつ扉を開ければ、パーン!と大きな音を立てたクラッカー。
うわっ、と驚いて声を出した俺を笑う阿部ちゃん。

緑「おめでとう、佐久間。びっくりした?」

桃「したよ!えへへ、ありがとう。」

緑「佐久間、大好きだよ。」
ぎゅーっと抱き付いてくる阿部ちゃんの背中に腕を回せば、体をゆらゆらしてんふふ、と笑った。
あ、嬉しそう。やっぱり嬉しそうな声は、電話越しよりその場で聞いた方がいいな。

緑「あ、佐久間、誕生日プレゼント持ってくるから、待ってて?」

桃「えぇ、いいよ、あとでで。それよりさ、佐久間さん、阿部ちゃんが欲しいなぁ?」
腕を引っ張って、唇にちゅってすると、ぶわぁっと赤くなった阿部ちゃんのお顔。
きょろきょろ目を泳がせたあと、きゅるんとしたおめめをしてこくんと頷いた。
可愛い。今日は、リボンでも首につけて貰おうかな。なんて不純な考えを持ちながら、阿部ちゃんの手を引いて寝室に向かうのであった。

ーーー
佐久間さん、誕生日おめでとー!!
これからも元気一杯な姿を見せてください。

久しぶりの再会 青(リク)→←誕生日の電話 桃



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葡萄 - 雪男のお姫様のパスワードおしえてください (2022年2月23日 21時) (レス) id: 02f8958579 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - airiさん» 『リクエストについて』にも書かせていただきましたが、ただいまリクエスト受付を停止しております。ですから、せっかくいただいたリクエストですが、お断りさせていただきます。これからも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。 (2021年8月13日 17時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!リクエストなんですけど、前の、兄弟に愛されすぎて困ってますって作品の続編って書いてもらうことは出来ますか? (2021年8月13日 9時) (レス) id: 496098c2f3 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - ことねさん» それでしたら、一度作者のボードまで来ていただけるとありがたいです。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - コメント失礼します。パート位置から読みたいのでパスワード教えていただきたてきたいて゛すヒントは読んだのですが難しい方よくわからないです、、 (2021年8月7日 3時) (レス) id: 23425c663f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青緑 | 作成日時:2021年5月30日 0時

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