甘えた姫 紫白桃(リク) ページ2
愛河さんからのリクエスト。
side 黄
緑「ふっか、ふっかぁ、」
紫「はいはい、なぁに。」
ぴょこぴょこと阿部がふっかの元へ行き、それにふっかが気持ち悪いくらいのデレデレ顔で応える。
最近、というか、阿部の疲れが溜まったときによく見る光景だ。
そして、阿部の疲れが溜まったときによく見る光景は、もうひとつ。
桃「阿部ちゃん、佐久間さんも空いてるよ!」
白「阿部ちゃん、僕も!」
緑「やっ、ふっかなの。」
阿部大好き二人が必死に呼ぶも、彼は見向きもせずにふっかの膝の上へ。
ガーン、という効果音がつきそうな二人が机に項垂れるまでが一連の流れだ。
紫「いやマジで、俺の同期可愛すぎな。」
緑「んぅ?ふっかぁ、俺可愛い?」
紫「可愛い。めっちゃ可愛い。」
阿部がした質問にふっかが答えれば、んふふ、と満足げに笑った。
それを見て、阿部ちゃ〜ん、と二人が嘆くのもお決まりのパターン。
桃「佐久間さんも阿部ちゃんにデレデレしたぁい、」
白「僕もデレデレしたぁい、」
今でも充分デレデレな二人が、項垂れながらそんなことを言う。
そうしたら、じぃっとそれを見つめていた阿部が、ペンギンみたいにちょこちょこ歩いて二人の元へ。
緑「らう、さくまぁ、好きぃ。」
桃「ぐはっ、可愛すぎる…!」
白「阿部ちゃん…!僕も好きー!」
へにゃっと笑った阿部に、思いっきり二人が抱きついたから、よろけた阿部の体が後ろに居たふっかのほうに傾いた。
紫「お前ら、危ないだろー?阿部ちゃん、大丈夫?」
緑「んふふ、大丈夫。あーと。」
さっきまで、俺の時間だったのに。と嘆いていたとは思えないほどのふっかの対応に、苦笑いする。
桃「ごめんよ、阿部ちゃん。」
白「阿部ちゃん、ごめんね?」
緑「いいよ。みんな大好き!」
へへ、と笑う阿部に、佐久間とラウール、ふっかはもちろん、楽屋にいたメンバー全員がやられた。
次の日にはツンツンに戻っている甘えたなお姫様は、みんなに構ってもらえて上機嫌。
俺も構ってあげようかな。と思いながら、にこにこなお姫様の元へ向かうのであった。
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葡萄 - 雪男のお姫様のパスワードおしえてください (2022年2月23日 21時) (レス) id: 02f8958579 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - airiさん» 『リクエストについて』にも書かせていただきましたが、ただいまリクエスト受付を停止しております。ですから、せっかくいただいたリクエストですが、お断りさせていただきます。これからも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。 (2021年8月13日 17時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!リクエストなんですけど、前の、兄弟に愛されすぎて困ってますって作品の続編って書いてもらうことは出来ますか? (2021年8月13日 9時) (レス) id: 496098c2f3 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - ことねさん» それでしたら、一度作者のボードまで来ていただけるとありがたいです。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - コメント失礼します。パート位置から読みたいのでパスワード教えていただきたてきたいて゛すヒントは読んだのですが難しい方よくわからないです、、 (2021年8月7日 3時) (レス) id: 23425c663f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青緑 | 作成日時:2021年5月30日 0時