慈愛と怨望

15話 ページ22

メリ「ふぅ....。やっとかたずいたぜ。エリザベス、怪我はないか？」




エリ「メリオダス様のお陰でなんともないです！！」



メリ「そうか！！それは良かった！」



エリ「あの...メリオダス様。」


メリ「ん？どうした？」


エリ「十戒は、もう完全に消えているのですか？？」



メリ「いや、完全とは言えないな。消えたのは、デリエリ、モンスピード、ドロール、グロキシニア、メラスキュラ、ガランそして...エスタロッサ。残ってんのがゼルトリスとAだけ...」



エリ「その...Aという方は厄介なのですよね？？倒すにも苦労するんじゃ...？？？」



メリ「当たり前だ。あいつの昔は.....」


メリオダスが語ろうとした時


エリ「あっｯｯ....痛いｯｯ...」


エリザベスに頭痛が襲った。


メリ「おい！！エリザベス！！大丈A「やっと、会えたな。メリオダス」お前っ！！」





A「さぁ、エリザベスをよこせ。」



メリ「A！！こんなことはもうやめろ！！」



メリオダスは攻撃しながらもAに今の行動を説得させるような言葉をかけ続けていた。


その攻撃をひらりとかわすA



、A「お前....自分のやったことわかってんのか！！！！！なに言われようとも、俺は絶対にお前らを殺して....エリザベスを...」



エリ「貴方...もしかして...」



エリザベスがそう思った時にはAがもうエリザベスの目の前...と言うより鼻と鼻がくつつきそうなくらい近くにいた。



メリ「エリザベス！離れろ！！」



A「じゃーな、メリオダス。エリザベスは俺のものだ....」






メリ「エリザベスｩｳｳ！！！！！」




広い草原にホークままの上で叫んだメリオダスの声は響き渡った。

16話→←魔力の説明

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