決意 ページ9
嬉しいはずなのに何故か溢れそうな涙を必死に堪えながら、友だちに電話をかけた。
A「・・今からそっち行く、どこ?」
まお「え、早いね、」
店の場所を聞き足早に向かった。
店員「いらっしゃいませー」
A「あ、待ち合わせしてて、、」
さき「Aこっち!」
A「あっ、」
少し暗いおしゃれな店内を進みまおたちのもとに向かった。
まお「何した?」
A「いや、なんか、、キスされた」
さき「あ〜、、やってるね〜」
まお「でもだいぶ酔ってたじゃん、遊びじゃない?」
この子達は良くも悪くもいつも本音で話してくれる。それが今の私には少しきつかったけど、少し冷静にもなれた。
A「遊びだと思う?」
まお「何言われたの?」
そう聞かれて私は、アサヒは彼女に言われてストーリーを上げていることや別れたことを後悔していると言われたことなどあったことを全部話した。
さき「あ、ストーリーって自主的に上げてるんじゃなかったんだ」
A「そうなの、なんか嬉しいっていうかなんていうか・・」
まお「で、付き合いたいって言ったらなんて言われたの?」
A「・・いつもは県外にいるから会えないじゃんって」
まお「じゃあずっとここにいたら付き合えるってこと?」
A「思った、けどそれもできないし・・」
さき「あいつさ、すごい酔ってたじゃん、明日になったら『忘れた』とか言い出すかもよ?」
A「え、、」
有り得る・・
まお「この後また会って決着つけてこい」
A「え?」
まお「もう彼女と別れさせるくらいの勢いで『付き合おう』って言って、勝ち取ってこい。そうしないと無かったことにされかねないし」
A「・・・分かった、連絡してみる」
アサヒに振られてから今日まで、アサヒが隣にいないことに苦しめられてきた。
それが解消されるなら、また一緒に歩んでいけるなら、、
このチャンスを逃したくはない、「アサヒとまたやり直す」そう誓って私はアサヒに連絡した。
A今日、やっぱりまた会えない?
数十分後、返事が来た。
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cooky(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしております! (2022年4月15日 23時) (レス) @page23 id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひくん | 作成日時:2022年3月7日 0時