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1月3日

他の地域よりも少し早い成人式が、雲ひとつない青空の下執り行われた。


まお「式典入ったほうが良い?」

A「いや入らなくて良い、ただ話聞くだけだったし外で写真撮ってるほうがよっぽど楽しい」

まお「だよね、Aどんまい」


一部と二部に分かれて行われた成人の式典。出身中学によって部が振り分けられたのだが、私は運悪く一人だけ一部になってしまった。

有名人とか来ないかなとか思って式典に入ってみたものの誰も来ず。入り損だった。



式典の会場に隣接してある芝生の広場にはとにかく人、人、人。
写真を取ろうと絶え間なく人が移動している。私も高校や中学の友達と話したり写真を撮っていた時、


まお「そういえばさっきアサヒ見たよ、彼女と写真撮ってた」

A「まじ?私も写真取ろうかな笑」

まお「撮りなよ笑」


軽く口にしてみたものの本当は結構会ってみたかった。過去の人として話をして写真を撮って、敢えて自分に区切りをつけさせようとしていた。そうでもしないといつまでも前に進めないから。


まお「あ、いた」


そしてまおの目線の先に、2年ぶりのアサヒがいた。

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設定タグ:treasure , アサヒ , ハルト   
作品ジャンル:恋愛
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cooky(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしております! (2022年4月15日 23時) (レス) @page23 id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひくん | 作成日時:2022年3月7日 0時

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