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何回も行かなくていいって言ったのに、結局ぐいぐい背中を押され…
あっという間に360度囲まれてしまった。
これ、完全に密だ…
ソーシャルディスタンスしなきゃいけないのに…
:
『おーい!ちゃんと距離は空けろよ〜
本物のアイドルに会えて嬉しい気持ちは分かるけどな』
救世主先生の登場で、少し密は緩和された。
せっかく私なんかのために来てくれたんだから、1人1人とお話しすることに。
『サインください!』
「いいよ〜!誰推しなの?」
『めいめいです! あ、でもAちゃんもみんな大好きです!』
「気を使わなくてもいいよ (笑)
めいめいさんか〜!伝えとくね!はい、どうぞ〜!」
『ありがとうございます!これからも応援してます!』
「ありがとう〜!」
『私、Aさん推しなんです!』
「ありがとう〜って、もしかして握手会来てくれたことある?」
『え、覚えててくれたんですか!』
「やっぱり〜!覚えてるよ!あの時みたいにAちゃんって呼んでね。」
『ありがとうございます!また握手会できるようになったら行きます!』
「ありがとう!待ってるね!」
なんと、私の握手会に通ってくれてた子がいた。
ずっと来てくれてたから顔覚えてたんだ。
まさか同じ学校だなんて、すごい偶然だねぇ…
こんなに応援してくれてる子たちがいるなんて、思ってもなかったから嬉しいな。
みんなにパワーを貰って、授業頑張ります!!
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作者名:みるく | 作成日時:2022年1月27日 14時