青春の馬 番外編 2

ドタバタな朝 ページ5

久美 side




「Aとひなの、起きて〜！」


上村 「んん…」


A 「…ぁと5分だけ…」


「遊ぶ時間少なくなっちゃうけどいいの？」


A 「…それはやです〜」


「なら早く起きなさい〜 (笑) 」


上村 「ん〜、おはようです〜」


「お、ひなの偉い！A！！置いてくよ！！」


A 「ん、抱っこぉ…」


「しょうがないな〜 (笑)

はいはいAちゃん、お顔洗いに行こうね〜」




今日は約束のディズニーの日。

こうなることを想定して、昨日からAの家にひなのと泊まらせて貰っていました。

私も朝は苦手な方だけど、私がいないとディズニーにすら辿り着けないと思うと早起きなんて楽々。

まだ寝ぼけてるAを抱っこして、洗面所へと向かいました。

ていうか、また寝てるし… (笑)






:






「ひなの、リビングに朝ご飯用意してるから食べてて」


上村 「はーい！」


「おいおいAさんよ、あんたはいつまで寝てるのさ」


A 「ん〜」


「お水かけるよ？冷たくてびっくりしないでね？ (笑) 」


A 「ん！冷た…」


「だから言ったじゃんか (笑) これで目覚めたね？」


A 「覚めたぁ…」


「よし、じゃあAも朝ご飯食べようね」




寝てるAの可愛いお顔に水をかけたら、やっと目が覚めたみたい。

そのままAをひなのの隣に運び、2人の食べてる姿を見届ける。

今日はご飯を炊いて目玉焼きを焼いてお味噌汁を作った、The日本な朝食。

2人とも美味しそうに食べてくれて、キャプテンは嬉しいです。

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