【小説】ネクサス魔法武術学園2 (ページ27)

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転校生？(花音) ページ27

教室がどこか迷いながら、私達は教室に着いた。

花音「おはようございます？」

星羅「なんで疑問系…」

だって、おはようの時間じゃないと思ったからですよ

そして人がいっぱい。

なおかつ授業中。

周りからは、「誰？あの子」とか「転校生？」とか「馬鹿そう」とか…←

馬鹿じゃないです。聞き取りテストと運動はすごく嫌いですけど馬鹿じゃないです。

転校生でもないです。入学式に遅れすぎた一年です。

花音「こんにちわ？私花音と申します？」

星羅「いや、名前は間違ってないよ？あ、こんにちわ！私、花音の妹の星羅です♪よろしくね！あと、私達転校生ではないよ！ちょっとね、入学式の日時を忘れちゃったんだ…馬鹿だよね…」

急にシュン…とする星羅。

でも私には分かる。あれが計算された演技だということを。

花音「えっと、花音です！星羅の姉で、相棒です！な、仲良くしてくれると嬉しいです！あと、シュンってしないで、星羅！私も悪いよね…大事な入学式の日時を忘れるなんて…お姉ちゃんなのに頼りないよね。ごめんね…？(涙」

あ、私は演技はしないよ？

ただ、私って頼りないなぁって。

自分で、言って涙がなんか出てきたんだよね…

星羅「ううん！そんな事ないよ！心配しないで？」

花音「星羅…ありがとう！」

「あ、馬鹿って言ってゴメンナサイ…」

あ、今頃謝ってきたな！誰かさん！

星羅「え、私、あなたに謝られるようなことされたっけ？」

「え…？」

星羅「でも、あなたが私に謝るような事したんだったら、友達になろっ！よろしくね！」

「こ、こちらこそ…！」

なんとかなりそうで良かった！