【続】真田忍隊に新しく入ってきた忍びは謎に包まれていました

91.看板娘はたいてい美人 ページ47

Aside


「ふーん、まぁ興味ないけど」
『え！？』



興味ないなら聞くなよ！！！
マジメに考えてたのがバカみたいじゃん！

あれ？弄られキャラって佐助様だよね？なんで私が遊ばれてんの？？
まぁ、いいや


くだらない会話をしながら、幸村様がよく行くらしい甘味処へ歩いた。たまに佐助様の目を盗んで行くところらしい。………思いっきりバレてるけどw


「旦那は嘘が下手だからね〜」
『こちらとしてはいいですけど、もう少し上手くなってほしいですね』
「そうなんだよ。いつか変なのに騙されないか心配で心配で…」






ほう、保護者もいろいろ悩んでますな〜
正直なことはいいことだろうけど、純粋すぎるのもよくないと思うんだよね…





『騙されないように私たちが支えればすむ話しですけど』
「そんな簡単なことじゃないっしょ」


そうだけど、幸村様なら何とかなる気がするし
なんてったって、私の主なんだから！！









そんなこんなで幸村様お気に入りの甘味処に着いた。
赤色の暖簾が出ていて白い字で「甘味処」とか書れている。外に長い竹でできた休息所があり、とてもゆったりした雰囲気だ。


『ほぅ、これは幸村様も気に入るわけだ』


うんうんと一人で納得していると中から黄色の簪をつけた女性が出てきた。
お、美人さんだ


「いらっしゃい、よかったら中どうぞ」
「ごめんね、俺らは客じゃないんだ」


佐助様の言葉に美人さんは顔を顰めた。
ひやかしとでも思ったのだろう。



『私たち、人を捜してるの。この辺に、真っ赤な人こなかった？』
「真っ赤な人……？血まみれってこと？」


『「ち、違ぁあぁぁぁぁう！！！！！！！」』




なにこの美人さん！？可愛い顔してなんて恐ろしいこと言ってんの！！？血まみれとか平然とした顔で言うもんじゃないよ！！！！！


「えっと、赤い鎧きた人って意味…。ごめんね、紛らわしい言い方して」



あれ？これって私が悪いのか？真っ赤って言われて血まみれを浮かべる美人さんの思考回路の問題じゃないの？



「赤い鎧……」



しばしば考えた後、美人さんは何か心当たりがあったのか、ハッと顔をあげた。


「もしかして、幸村様…？」
『そう！幸村様！！来てなかった？』


なんだ、幸村様で通じたのか。だったら始めからそう言えばよかった。



「幸村様ならさっきまで居たけど…」




さっき！？さっきまでここにいたの！！？
一足遅かった！！！！









「あぁぁぁ！！！行き違いかよ！！！」

作者から＜6＞謝罪→←90.もったいない？

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーBSR

かすが

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す