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康「…でな、もともとは海外に住んでたんよ。おかんの故郷がタイやから」
大「そういえば前にも、出身はタイだって話してたよねぇ。康二って、どことなくエキゾチックな感じするもん」
康「やめてや、さっくん!エキゾチック美少年だなんて照れるわぁ」
大「うん、美少年は言ってない(笑)」
15分後ーー。
さっきまで石のように緊張していた康二は、僅かな時間で打ち解けていた。
事務所の中でも下積み歴の長い辰哉と照は、年下をリラックスさせるのがめちゃくちゃ上手い。
すっかりいつもの調子を取り戻した康二は、自然とメンバーの雑談に加わっていた。
辰「へー、じゃあ康二くんはタイと日本のハーフなんだね。タイ語も喋れるの?」
康「おん!タイ語と英語、あと中国語もちょっとだけなら。あっ、あと関西弁も!」
辰「すごいな〜。トリリンガルじゃん!俺なんか日本語すら怪しいわ」
照「いや、お前MCやってんだからそこは頑張れよ」
大「にゃははは!俺もキャラ語ならマスターしてるけど、英語は難しくて分かんなーい!」
照「佐久間は別の意味でいろいろとやべーよ」
いつものように大喜利大会と化して騒ぐ俺たちに、リーダーの照が淡々とツッコミをいれる。
あ〜、この感じやっぱりいいなぁ。
ていうか、康二が違和感なく俺らに馴染んでるのって、結構すごいことだよね。
*****
マネ「渡辺と宮舘、到着しました。リハの準備お願いします」
本番開始1時間前に、ようやく翔太と涼太が到着した。
2人だけは、この仕事の前にも雑誌撮影の仕事が入っていたのだ。
メンバー全員が揃ったところでフッと空気が変わる。
それまで騒がしかった楽屋が静かになり、ヘアメイクを済ませたメンバーからスタジオに入っていった。
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anzu(プロフ) - 黒闇 蓮さん» OH…お友達にも是非ありがとうとお伝えしたいです!ゴリ押し万歳!w ちな、anzuはみかん県出身なので少しなまりあります笑 (2021年2月12日 22時) (レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇 蓮 - anzuさん» 僕もうっかりしょうれんの台詞標準語にしちゃう時ありますよ笑なんせ自分が標準語の人なんでね…笑。anzuさんの作品はとても面白くてオススメだよ!と友達にゴリ押しされて読んだら沼にズボズボと…笑 (2021年2月12日 9時) (レス) id: 6840ce10b8 (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - 黒闇 蓮さん» 蓮様、こんにちは!わぁ!嬉しいお言葉と右ポチありがとうございます!キンプリはずっと出したかったので、喜んで頂けて嬉しいです〜!しょうれんの台詞がうっかり標準語になってたので、隙を見つけて直したいです(小声) (2021年2月11日 13時) (レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇 蓮 - こんな素敵な作品ありがとうございます!King & Prince出てきた時に発狂しちゃいました笑続編も応援してます!評価は1番右に…ポチッ (2021年2月11日 9時) (レス) id: 6840ce10b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:anzu | 作成日時:2021年1月10日 22時