君の笑う顔が見たい

改良の時間 ページ21

転校生の射撃によって休み時間は悲惨な事になった

「これ…俺等が片すのか」

「掃除機能とかついてねーのかよ
固定砲台さんよぉ
…チッ シカトかよ」

「やめとけ機械に絡んでもしかたねーよ」

それはBB弾の後始末は転校生暗殺に関与していない私達がやると言うことだ

「とりあえず片付けましょう こんな床一面にBB弾があったら、殺せんせーが歩けないじゃない」

「そうだな、浅野 やるか…」

そして、片付けたのだが…

結局残りの時間も射撃されて、片づけた意味は無かった

翌日

いつも通りに学校に行くと寺坂さん達がガムテープで自立思考固定砲台さんを縛っていた

まあ、そうなりますよね

そして、少しだけ時は過ぎ

「朝八時半システムを全面起動
今日の予定 六時間目までに215通りの射撃を実行
引き続き殺せんせーの回避パターンを分析…!?
…殺せんせーこれでは銃を展開できません
拘束を解いてください」

「うーん
そう言われましてもねぇ」

「この拘束はあなたの仕業ですか？
明らかに生徒に対する加害であり
それは契約で禁じられてるはずですが」

すると 寺坂さんがガムテープを投げながら喋り始めた

「違げーよ 俺だよ
どー考えたって邪魔だろーが
しかも、浅野に怪我させたの気づいてねーのかよ
常識ぐらい身につけてから殺しに来いよポンコツ」

気づいていたのね、寺坂さん

「ま、わかんないよ機械に常識はさ」

「授業終わったらちゃんと解いてあげるから」

…可哀想と今は思うしか無かった

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