水柱の継子は最強になる【Final】

新しい命 ページ32

「五条さん？早く来てください。産まれますよ！！」

それは一本の電話。任務を終えスマホを確認すると何件もの着信

「これも上の奴等のせいだ。こんな時に任務入れやがって。嫌がらせもいいところだ」

ブツブツ言いながら病院へと向かう

「A！！」

『悟さん…』

疲れた顔のAの腕の中にはスヤスヤと赤ん坊が寝ている。もう1人は付き添ってくれたしのぶが抱っこしていた

「あらあら。やっと来ましたか。さぁ、お父さんが来ましたよ」

しのぶはそっと赤ん坊を五条に抱かせる

「とても元気な男の子と女の子ですって。良かったですね」

また来ますと言ってしのぶは部屋を後にする

「…可愛い」

『ふふっ、そうですね』

「A」

『何ですか？』

「ありがとう」

お礼を言う五条は泣いているようにも見えた

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