〜8月15日の午後12時半くらいの〜 【カゲプロ×kz】

第9話 ページ11

「キドー！心配したんだよ〜！…あれ？この子達は誰？」

ドアを開けた瞬間、いきなりお人形みたいな可愛らしい女の子が飛び出してきた

正直びっくり！その子は白く長いフワフワとした髪の毛をしていて、瞳は甘いピンク色だ。それに不思議の国のアリスっぽい服装していて頭には桃色のリボンを付けている……はぁ、洋風のお人形さんだ

私はその子をうっとり見ていると、トントンっと肩を誰かが軽く叩く

「お名前教えてくれないかなぁ和彦君はもう自己紹介したよ〜」

え？

「アーヤ、自己紹介するんだよ」

隣で小塚君がヒソッと話してくれた

きっ緊張が…
思い切って勢いよく喋った

「立花彩でふっ！！」

…舌噛んだ…

「ぷっ彩ちゃんね〜ええーっとさっき和彦君が言ったのアーヤだっけ？そう呼ばせて貰おうかぁ♪」

「そういえば私達も自己紹介しなきゃね。キド」

そう言って、3人は私と小塚君に向き合う

「俺はキドだ」

「私はマリーあとキドはね、木戸つぼみってちゃんと名前あるからね」

「僕はカノ、鹿野修哉だよ気軽に呼んでね」

…悪意は感じない

悪い人じゃなさそうだ

と、ほっとしていた時だった

「お前ら2人、メカクシ団に入れ」

え？

「いや、入ってもらう」

ええ！？

無理矢理、メカクシ団と言うものに入った


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8月15日の午後1時くらいの出来事

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