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コードブルーの撮影現場。
先に撮影をしていた共演者の方に挨拶をして、私も撮影が始まった。
今日は遅い時間まで続く撮影。
休憩のときはたくさん休まないと。
A「あ、そうだ大ちゃん」
有岡「んー？」
控室でフェローチームとのんびり休憩をしているとき、山田さんのことを思い出して隣にいた大ちゃんに声をかけた。
A「山田さんのライン教えて？」
他の人達に聞こえない程度にコソコソと話す。
大ちゃんは私の方を見て驚いたように目を丸くしていた。
有岡「え、いいけどどうしたの？」
A「ついさっきテレビ局で会って交換しよって言ってくれたの」
有岡「おぉ〜、さすが」
A「ん？まぁ、そういうことだから教えて？」
感心したように頷く大ちゃんに意味がわからなかったけど、大ちゃんってたまに変なところあるからいいや。
問いただすのはやめた。
有岡「でも、そこまでよく知らない奴に連絡先教えちゃって大丈夫？」
A「大ちゃんと仲良い人に悪い人いないでしょ。類は友を呼ぶって言うし」
有岡「それ俺を褒めてくれてるの！？」
A「...はやく教えてよ」
大ちゃんは良い人だから、きっと山田さんも良い人だって思ってる。
裕翔くんだって高木くんだって良い人だし。
なぜか若干テンションが上がった大ちゃんから山田さんのラインをもらって簡単にメッセージを送る。
［ 櫻井です。大ちゃんから教えてもらえました！先ほどはありがとうございました☺ ］
なるべく硬くならずに顔文字を交えて...。
よし、送信っと。
A「大ちゃん肩貸して」
送信も出来たし、少し寝よう。
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作者名：ひーりん。
| 作成日時：2018年8月14日 16時
