ようやく ページ31
____なるほどね、そう言うことだったんだ。
『蒼井さんになら...言ってもいいかな』
私は蒼井さんの腕の中から出て立ち上がり、紙とペンを持ってまた戻る。
蒼井「...？」
【はじめまして、蒼井さん。私はナナ、本名は七瀬Aといいます】
筆談にする。文字でなら伝わる。
蒼井「Aちゃん、か。怖がらせてごめんね。」
【いいえ、私は中学生の頃から蒼井さんのファンでした！大好きです！】
【経緯を説明してくれてありがとうございます。私、声が出なくて良平さんに八つ当たりしてしまったんです。怖くて、不安で...】
【帰ってきて謝ろうとしたんですけど、やっぱり怖くて連絡してほしくないなって。勝手にスマホ取り上げてごめんなさい。】
蒼井「いいよ、大丈夫。きっともうすぐ帰ってくると思うけど、どうする？すごい心配してると思うよ、木村さんも江口さんもみんな、、」
____それもそうだ。
【じゃあ、蒼井さん連絡お願いします。私ちゃんと謝ります。】
蒼井「うん、じゃあ電話するよ。大丈夫、木村さん怒ってなかったから。泣きそうだったよ。笑」
蒼井「もしもし木村さんですか？ナナちゃん...じゃなくてAちゃん、戻ってきました！すぐ帰ってきてあげてください。」
蒼井さんは電話片手に、私の傷の手当てまでしてくれていた。
私をこんなにも心配してくれる人がいるのに、なんて事したんだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 233人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼姫 - あおさん» いえいえ、大丈夫です！面白いだなんて、、嬉しい（ ; ; ） (2018年10月11日 0時) (
レス) id: 690055716a (このIDを非表示/違反報告)
蒼姫 - eggさん» いえ、大丈夫ですよ！♪ 読んでくださって嬉しいです！ (2018年10月11日 0時) (レス) id: 690055716a (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 蒼姫さん» 更新を楽しみにしていますね (2018年10月8日 20時) (レス) id: 4b641cafc0 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 蒼姫さん» 私も、揉めてしまってすみません…とにかく、とっても面白いです！ (2018年10月8日 20時) (レス) id: 4b641cafc0 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - eggさん» あらしっぽい書き込み方ですみません…面白い事を伝えて、言ったはずなんですけど…言い方大切ですね (2018年10月8日 20時) (レス) id: 4b641cafc0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼姫 | 作成日時：2018年10月6日 19時
