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「リッパー!」
「Hello,mademoiselle.私に何か御用ですか?」
「んーん、いたから呼んだだけ!」
ここは庭。ここも共用スペースの一部らしいから誰かしらいるかなぁと思ってきてのだ。そしたらリッパー。ラッキーじゃん。
「hahaha、可愛いお人だ。」
「ねぇ見て、私足怪我したんだ!」
「おや、それは大変ですねぇ…。」
はしっちゃだめっていわれた、と言うとリッパーは何かを考えるように腕を組んだ。
別に怪我は自慢になりやしないけど、こういう事あると誰かしらに言いたくなるよね。
「それでは私が運んでさしあげましょう。その足では何かと不便でしょうし。」
「マ?ありがてー!」
それじゃあ失礼します、とリッパーは私の膝裏と背中に手を入れて軽く持ち上げた。え?すごくね?私重いのになぁ。
「ではまず何をしますか?何なりと。」
「じゃあお腹空いたからおやつ食べたい!」
「ならティータイムにでも致しましょう。」
「やったぜ」
サベダーはリッパーを似非紳士って言ってたけど、こういう所は普通に紳士だと思うなぁ。
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紅茶 - はじめまして!この作品めちゃくちゃ好きです…!!更新大変だとは思いますが頑張ってください!! (2020年5月30日 22時) (レス) id: 9ce8ebd643 (このIDを非表示/違反報告)
ヒッサーメ・ビンジョルノ(プロフ) - 結城@ハスター教信者さん» 優しい人…!!!ありがとうございます…!!! (2020年2月25日 0時) (レス) id: 3046be83b8 (このIDを非表示/違反報告)
結城@ハスター教信者(プロフ) - 番外編反映してないです。 (2020年2月24日 21時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒッサーメ・ビンジョルノ x他1人 | 作成日時:2020年1月4日 0時