2-1 野球の時間 ページ10
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殺「アメリカでも月の爆破の話題ばかり、もっと楽しい一面記事が欲しいですぇ」
月の爆破を報道せずに何を報道しろというのだ…。
アメリカの新聞を読みながら、殺せんせーはくつろいでいた。
そこの近くに潮田渚とその親友、杉野友人の姿がある。
杉「毎朝HRの前は校舎裏でのくつろぎがあいつの日課。マッハ20でハワイ寄って買ったドリンクと英字新聞で。お前の情報通りだサンキュー渚」
渚「うん。頑張って杉野」
杉「おう!百億円は俺のモノだ！」
杉野は対先生用BB弾が埋め込まれた野球ボールをグッと握り投げる。
暗殺開始。
殺「おはようございます。渚くん、杉野くん」
渚.杉「‼」
殺「さ、挨拶は大きな声で」
杉野がボールを投げた直後に背後からするあの声に2人は驚かずにはいられない。
渚「…おはようございます。殺せんせー」
杉「え!?ええ!?」
杉野が殺せんせーが元いた場所と今いる場所を交互に見つめると、さっきまで読んでいた英字新聞がバサッと落ちた。
殺「先生の弱点・対先生BB弾をボールに埋め込むとはいいアイディアです。これならエアガンとは違い発砲音もない。ですが…先生にボールが届くまで暇だったし…直に触ると先生の細胞が崩れてしまう…そんな訳で用具室までグローブ取りに行ってました」
渚.杉「…‼」
殺「殺せるといいですねぇ。卒業までに。さ、HRの時間ですよ」
杉「…はい」
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杉野と渚が教室に入ると同時にHRが始まる。
杉野の様子に気づかない人はいなく、暗殺に失敗したのだろうと察するが
そこまで落ち込む理由は誰もわからなかった。
鳥「どうだ、奴を殺す糸口はつかめそうか?」
放課後、防衛省の烏間が来た。突然の訪問ではなく、前もって連絡がいっていたため誰も帰る生徒はいなかった。
磯「無理ですよ烏間さん。速すぎるってあいつ。今日の放課後の予定知ってる?ニューヨークまでスポーツ観戦だぜ?マッハ20で飛んでくやつなんて殺せねッスよ」
烏「その通り。どんな軍隊にも不可能だ。だが、君達だけはチャンスがある。奴は何故か君達の教師だけは欠かさないのだ」
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
