11-3 プロの時間 ページ46
暗殺バドミントンを終え、帰りのHRまでの時間を教室でわいわいと話ながら待つ生徒達。
ｶﾞﾗﾗｯ
教室の扉を引く音が聞こえ、無意識的にその方向を見る。
A「…‼」
ｶﾂｶﾂとヒールの音を鳴らしながら堂々と入ってくるイリーナ。
生徒達は、警戒しながらもに自分の席に戻る。
中央に立ち、黒板に英文を書く。
イ「You're incredible in bed
突如始まった英語の授業の戸惑う生徒たち
イ「ホラ‼」
「「…ユ、ユーアー インクレディブル イン ベッド」」
イリーナの迫力に負け、とりあえず生徒たちは繰り返した。
イ「アメリカのとあるVIPを暗殺したとき、まずそいつのボディガードに色仕掛けで接近したわ。その時彼が私に言った言葉よ。意味は『ベッドでの君はスゴイよ』」
(中学生になんて文章読ませんだよ‼)
意味を知った生徒達は顔を赤くした。
イ「外国語を短い時間で習得するには、その国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ。
相手の気持ちをよく知りたいから必死で言葉を理解しようとするのよね。私は仕事上必要な時…その方法で新たな言語を身につけてきた。
だから私の授業では…外人の口説き方を教えてあげる。プロの暗殺者直伝の仲良くなる会話のコツ。身につければ実際に外人と会ったときに必ず役に立つわ。
受験に必要な勉強なんてあのタコに教わりなさい。私が教えてあげられるのは、あくまで実践的な会話術だけ。
もし…それでもあんた達が私を先生と思えなかったら、その時は暗殺を諦めて出ていくわ。…そ、それなら文句ないでしょ?…あといろいろと悪かったわよ」
最後にボソッと謝罪を加えたイリーナ。
その演説にクラスからは「あははははは」と笑いがおこる
前「何ビクビクしてんだよ。さっきまで殺すとか言ってたくせに…なんか普通の先生になっちゃったな」
ひ「もうビッチねえさんなんて呼べないね」
イ「…‼あんた達…わかってくれたのね」
少しばかり感動しながら生徒たちの声に耳を傾けた。
「考えてみりゃ、先生に向かって失礼な呼び方だったよね」
「うん。呼び方変えないとね」
「じゃ、ビッチ先生で」
誰のものかは、わからない発言にイリーナに顔は凍り付く。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
