9-2 胸の時間 ページ38
烏「本格的な外国語に触れさせたいと“学校”の意向だ。英語の半分は彼女の受け持ちで文句ないな」
学校という単語を強調して、烏間は言うのだった。
殺「仕方ありませんねぇ」
茅「…なんかすごい先生来たね。しかも殺せんせーにすごく好意があるっぽいし」
渚「…うん。でもこれは暗殺のヒントになるかもよ」
茅野は隣の渚に話かける。
渚「タコ型生物の殺せんせーが…人間の女の人にベタベタされても戸惑うだけだ。いつも独特の顔色を見せる殺せんせーが…戸惑うときはどんな顔か」
クラスの注目が集まる中…
(普通にデレデレじゃねーか‼)
殺せんせーの弱点�ァ惷察�
殺せんせーはなんのひねりもない顔でデレていた。
イ「ああ…見れば見るほど素敵ですわぁ。
その正露丸みたいなつぶらな瞳。曖昧な関節。私とりこになってしまいそう」
殺「いやぁお恥ずかしい」
(騙されないで殺せんせー‼そこがツボな女なんていないから‼)
E組の生徒たちはそこまで鈍くない。
この時期にこのクラスにやってくる先生。
結構な確立で只者ではない。
・
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イ「いろいろと接近の手段は用意してたけど…まさか色仕掛けが通じるとは思わなかったわ」
烏「…ああ俺も予想外だ」
イリーナと烏間は生徒たちが外でやっている、暗殺サッカーを見ながら話している。
イリーナ・イェラビッチ。職業・殺し屋。
美貌に加え、実に十か国語を操る対話能力の持ち主。
いかなるガードの固い暗殺対象でも、本人や部下を魅了し容易く近づき
至近距離から容易く殺す。
潜入と接近を高度にこなす暗殺者。
烏「だが、ただの殺し屋を学校で雇うのはさすがに問題だ。表向きのため教師の仕事もやってもらうぞ」
ターゲットのもとへ向かおうとするイリーナに話かける烏間。
イ「…ああ別にいいけど。私はプロよ。授業なんてやる間もなく仕事は終わらせるわ」
今度こそ、ターゲットの元へ向かった。
イ「殺せんせー‼烏間先生から聞きましたわ。すっごく足がお速いんですって?」
殺「いやぁそれほどでもないですねぇ」
色仕掛けでターゲットを狙う。
イ「お願いがあるの。一度本場のベトナムコーヒーを飲みたくて…私が英語を教えてる間に買ってきて下さらない?」
殺「お安い御用です。ベトナムにいい店を知ってますから」
そうデレ顔でベトナムに飛んでいった。
キーンコーンカーンコーン♪
それと同時にチャイムもなる
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
