第六話 ページ9
「ボカロTV特別企画！」
「「リア充爆発しろ！『彼女さんに無茶ぶり！いきなりコンサート！」」
なんて適当な名前なんだ・・・
まあ、どうでもいいや、と思いながらも好奇心を隠せず、ついそちらの方を覗いてしまう
まあ隣の赤ジャージもだけど。
どうやら「ボカロTV」とか言う番組の企画らしい
黒いタキシードを着た男の人と女の人がなにやら説明をカメラに向かってしている
どうやらカップルの彼女さんの方にいきなり大勢の人の前でボカロ曲を条件付きで歌わせる
と言う企画っぽい
ま、彼氏なんか居ない私には関係ないがな・・・・
と思い傍観者として覗いていると、司会者の二人がこちらを向いた
「それでは次はそこの自動販売機前の二人にしますか！！」
「良いですね！！」
は？
一瞬予想外の事態に頭がフリーズした
何とか頭を整理してみる
・なんか知らない番組の企画やってる
・カップルしか参加できない
・私が選ばれた
・私の隣にはシンタロー君しか居ない
イコール・・・・
隣の赤ジャージさんと恋人同士に見られたと・・・・
嬉しいけどっ！一介のカゲプロファンとしては大いに嬉しいけど！！
なんか悔しい！！
と、(隣も固まってた)頑張って頭を働かせる間にもどんどんと進行していく話。
・・・・乗りかかった船だ・・・・もう・・・・
「お名前は？」
「ツザキとでも呼んで下さいな」
「それではツザキさん、隣で固まってる彼氏さんに一言！」
「根性無し」
ズバッと切ってみました！心を！
でも固まってて気づかなーい！！
「ちなみに条件は？」
「ボカロ曲の、かつ複数のボカロ、または人格が出ている作品を声替えで歌いきることです！」
簡単だな・・・・
でも此処は難しそうなのを！
「分かりました！」
「では曲はどうなされましょう？」
「悪ノＰさんの『茶番カプリシオ』で」
そう言うと司会者は驚いて
「８役ですよ！？男の役とかもありますし・・・」
私はニッコリと自身ありげに笑い、
「大丈夫です！さあ、行きましょう、早く終わらせたいんです」
私は司会者に連れられステージへと歩き出した
・・・ようやく気づいたがあまり状況の分かっていないニジオタコミュショーヒキニートと共に。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
パソコン
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雲ウサギ(プロフ) - シナさん» ありがとうございます！そうなんですか！？仲間がいてうれしいです♪ (2013年11月3日 11時) (
レス) id: 0ce2c35932 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - すごく面白かったです！あと私もカゲプロ大好きなんです！ (2013年9月29日 14時) (レス) id: 0f2830920b (このIDを非表示/違反報告)
雲兎(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！ (2013年8月13日 23時) (レス) id: 57a6bc8ab2 (このIDを非表示/違反報告)
小あくま - 面白いです！更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ応援してます！ (2013年8月13日 15時) (レス) id: 776ecc2a06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雲兎 | 作成日時：2013年8月5日 0時
