第十二話 ページ15
「眠い・・・・・」
連れて来させたのは自分なんだから看病しろよ?と団長に言われ、反論もできなかったので渋々引き受けたはいいが、今は12時。いつもなら平気なのに、何故かすごく眠い・・・・
結構がんばって起きていたけれど、ついに力尽き、ぱたりと倒れ眠ってしまった
視界がブラックに染まる、そして、
気づいたときには隣はもう起きていた。
「お前なあ・・・・いきなり何するんだよ・・・・」
と、呆れ顔で言うシンタロー君。
「だって・・・拉致りたかったんだもん」
なんとか笑顔でごまかそう・・・・
「かわいい感じでそんな物騒なこと言うな!!だいたい此処何処だよ!!」
無理でした・・・ま、開き直ってと
「此処?此処はね・・・アジトだよ」
「アジト!?」
「そう、メカクシ団アジトへようこそ!!私と契約してメカクシ団団員になってよ!!」
とびっきりの笑顔で言う私に対し、シンタロー君は怪しむような顔をした
「俺、その台詞で少女が破滅するアニメ知ってるんだけど・・・」
「うん!私も知ってる!」
「・・・・。」
おし、沈黙したね!
うんうんと満足そうに頷く。そうしばらくしていると、カノたちが起きてくる気配がした。
「おはよう、ユエ」
「ユエちゃんおはよう!」
「お、おはよう・・・」
「おはよ、ユエちゃん、おや、お兄さん起きたんだ〜」
「おはようございます、皆さん。じゃ、カノ。説明とか諸々よろしくお願い」
「分かった、じゃ、ユエちゃんは寝てていいよ、お疲れ」
確かにまだ眠い・・・一眠りしよう。
「じゃ、お言葉に甘えて、おやすみなさい」
そう言いながら、私はさっきまでシンタロー君が寝ていた布団に倒れ込んだ
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雲ウサギ(プロフ) - シナさん» ありがとうございます!そうなんですか!?仲間がいてうれしいです♪ (2013年11月3日 11時) (レス) id: 0ce2c35932 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - すごく面白かったです!あと私もカゲプロ大好きなんです! (2013年9月29日 14時) (レス) id: 0f2830920b (このIDを非表示/違反報告)
雲兎(プロフ) - ありがとうございます!!頑張ります! (2013年8月13日 23時) (レス) id: 57a6bc8ab2 (このIDを非表示/違反報告)
小あくま - 面白いです!更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ応援してます! (2013年8月13日 15時) (レス) id: 776ecc2a06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雲兎 | 作成日時:2013年8月5日 0時