第八話 ページ11
「忘れていたよ・・・・・」
私は縛られたままそう弱々しく呟いた
そう、楽しさですっかり忘れていたのだ
此処にテロリストが来ることを
隣でシンタロー君も縛られている
まあ一番の不安材料はその隣でピ−スしながら写真撮ってるカノだけど・・・・
小説読んでるときも思ったが、この人の頭はどうなっているのだろう・・・
格好いいからいいけど。
「あれ？ユエちゃんまで捕まってたの？」
「あはは・・・気づかなくて・・・」
そう喋っている中でもシンタロー君は何かを考えている
あれかぁ・・・何とか協力できんかな・・・・
でも能力とか分からんしな・・・
と思っていると、テロリストのボスっぽいおっさんがうずくまった
ああ・・・電気あんまか・・・
内心ざまぁと笑い、きっとカノも爆笑してるんだろうと思いながら隣の方をのぞく
やっぱりか・・・・
案の定そこには爆笑して悶えてるカノの姿が。
大丈夫か�癸魁�脳のお医者さんにみてもらおうぜ�癸魁�！
まあ、その間にシンタロー君は作戦が決まったようだし、カノにもモモちゃんからのメールが来たみたいだけれど
そのメールをカノに見せてもらうと、なんと私の名前も書いてあった
原作と違うじゃん！！
「いやこんなことできないって！！」
びっくりしながらもテロリストを刺激しないように小さな声でカノに言う
「でもやるしかないでしょ？」
いつもの笑顔で、だけど少し挑戦的な雰囲気を醸し出してカノが言った
「分かった、保証はしないよ？」
私が自信なさげに呟くと
「それでよし」
とカノがにやっと笑う
その瞬間、それが合図かのように、商品棚が倒れだした
私の出番は事後処理。どさくさ紛れにカノにロープをほどいてもらい、チャンスをうかがう
そしてシンタローの出番・・・というかエネちゃんの出番
「エネ、頼んだぞ！」
シンタローに銃弾が・・・・
「今だ！」
私は叫び、さっきがんばって探った方法で『目の色を』変えた
目の前に霧が広がる
そして、そこに叫んだ
「はい！本番終了です！テロリスト役の皆さんありがとうございました！」
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雲ウサギ(プロフ) - シナさん» ありがとうございます！そうなんですか！？仲間がいてうれしいです♪ (2013年11月3日 11時) (
レス) id: 0ce2c35932 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - すごく面白かったです！あと私もカゲプロ大好きなんです！ (2013年9月29日 14時) (レス) id: 0f2830920b (このIDを非表示/違反報告)
雲兎(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！ (2013年8月13日 23時) (レス) id: 57a6bc8ab2 (このIDを非表示/違反報告)
小あくま - 面白いです！更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ応援してます！ (2013年8月13日 15時) (レス) id: 776ecc2a06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲兎 | 作成日時：2013年8月5日 0時
