【呪術廻戦】三億の兄様【男主】

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Aside

「兄様」


ウザイ


「兄様！」


ウザイ


「兄様！！」


うるさいｯ、、


僕は今、仕事の休憩時間

広い庭を静かに散歩しようとしている所だ


なのに

女たちに続いて、弟まで僕を追うようになった


昨日、先を見ているという言葉をどう捉えたら追うようになったんだｯ！！



「兄様、散歩日和ですね」


______に……は俺…のに………れなのかな



普通に発している声と混ざって、心の声が聞こえる

弟の対処法も見つけないと



「(心の声も大きい、一旦聞こう)」



_____兄様、全然俺を見てくれないな


2つの声を聞き分けると、割りとどうでも良かった

見れば、僕に抱く感情も分かるだろうか


僕は後ろを追って来る弟に振り向き、初めて顔をちゃんと見た



「...。」


「に、兄様？」



_____わっ、え？なんで俺を見つめてんの？


キミが見てくれないと言ったんだろと、ツッコミたくなったが我慢して弟を見続ける

すると弟はなんだか、自信満々の顔になった


_____やっぱ弟の俺好きなの？好きだから？




「,,,！？」


「兄様？どうかしました？」



なんか、とんでもない勘違いをさせたみたいだな

僕は弟を睨んだ

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