Stay Together .

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side.赤
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必死でやってきた健康管理。





別に油断してたわけちゃうけど、体調も崩す時は崩すもので。






軽い頭痛と倦怠感。





気のせいやと思いたくても、ズキズキする頭と思うように動かへん身体。







完全なる風邪の引き始め。









緑「しげ、頭痛いん？」


赤「へ？」





そんな中でも仕事はいっぱい詰まってるわけで。






台本に集中してたらいつのまにかみんな来てたみたいや。









緑「いや、顳顬ぐりぐりしとったからさ」


赤「んー…」


緑「なにその曖昧な返事」


赤「薬飲んだから平気やと思ってんけど、」


緑「効かんの？」


赤「効いてへんのかな？」


緑「…俺に聞かれてもねぇ」


赤「やんなぁ」






台本に集中出来ひんくなってきたところで、メイクに向かう。






顔色の悪さを隠すために、いつもより濃い目にメイクしてもらって再び楽屋に戻る途中、









赤「…っ、 はぁ…」





急な目眩がして思わず壁に寄り掛かった。







おかしいな、薬飲んだはずやのに。









黄「しげ？」


赤「……あ、」


黄「やっぱしんどいんやろ」


赤「や… ちょっと休憩してただけ」


黄「ええから。 医務室行って熱だけでも測ってき」






メイクに向かってきた淳太に言われて、仕方なく医務室へ。









赤「……お。 思ったより」






38度くらい超えてるんちゃうかって怖かってんけど、思ったより微熱で一安心。









桃「あ、やっと帰ってきた。 どこ行ってたん？」


赤「いや、ちょっとスタッフさんのとこ」






なんとなく調子悪いことを言いたくなくて誤魔化せば、少し奥の方で淳太が呆れ気味に笑っていた。



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