15時15分、ここで会おう。【名前変換オリジナル】 (ページ12)

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12話過去ページ12

――話は約2年前に遡る

私はずっと入りたかった高校に入学することが出来た

「花の高校生活っ！！」

ウキウキしながら正門に着く

「ええと、1年2組！」

愛梨「1年2組！」

杏美香＆愛梨「え？」

これが愛梨との出会いだった。

愛梨「へぇー！杏美香って部活入らないの？！」

「うん、得意なことって無いし笑」

愛梨「うちバスケ部入ろうとしてるんだけどさー
杏美香一緒に見学行こうよー！」

「ええ？！私バスケなんて出来ないよ、」

愛梨「見学するだけだから！行こうよ！」

仕方ないなぁと思いつつ私と愛梨はバスケ部の部室へ向かう

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
愛梨「失礼しまーす！」

「し、失礼します」

バスケ部の先輩「いらっしゃーい！ちょうど今から
練習試合だから見ていきなよ！」

綺麗な女の先輩にそう促され私達はコートの外から見学する。

「わ、わかんないけどすごい…」

愛梨「やっぱりバスケ部しかないわ！」

ルールとか全く分からないがとても上手いことはわかる

？「君たち見学？」

私達の後ろから背の高い大人の男性が声をかけてきた。
キリッとした顔に柔らかい笑顔
いわゆる塩顔イケメン

「え、えと」

バスケ部の先輩「あー！先輩来てたんですね！
この子達は見学の子ですよー」

先輩という事は、OBって事か…

愛梨「あ、あの」

？「悪い悪い(笑)俺はここのOB、亮って呼んでよ」

「亮、さん」

亮「君は？名前」

「松崎杏美香です」

愛梨「愛梨でーーす！杏美香は付き添いで、私は入
部希望でーす！」

亮「あれ？君は入らないの？」

「あ、はい運動とかできないもので…」

亮「良かったらさ、杏美香ちゃん連絡先交換しない？」

「はい？」

私はこの時から、何かおかしい事に気づいて

いなかった