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11話 ページ11

やばいです、人生初相合傘です

どうも松崎杏美香です。



「え、えと宮野くんは家どのへん?」




大翔「花の都の本屋の近く」




花の都の本屋ってうちの家とめっちゃ近いやんけぇ




「うちもそこ近くなの」



大翔「あ、そなの?」




反応薄いな笑




しばらくなんでもないような話をして、たまに宮野くんが笑顔を見せてくれて私はその度に胸が踊るような気持ちになった。



出会って2ヶ月も経ってないのに
なんでだろ、もっと知りたいです




火照る顔を隠しながら雨の中歩き進める






「あ、ここの家?」


表札に「宮野」と書かれた灰色の一軒家
バカでかい





大翔「うん松崎さんありがとうね」


まただ、この笑顔



胸が苦しい





「じゃ、じゃあ私帰るね!」






バッと後ろを振り返る








――え







?「杏美香ちゃん?」






大翔「…松崎さんの知り合い?」







ガクガクガク…







忘れるわけが無い。何で、なんでいるの









「亮…さん…」

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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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RE:0096 - いい話...感動ですわー。(最終回のタクシーの運転手、リア充のイチャイチャなやり取り見せられてたんか....w) (2020年7月18日 23時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セピ | 作成日時:2020年4月28日 23時

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