あなたの笑顔【ワールドトリガー】

２話 ページ3

銃を構えた人がこちらを睨みながらそう聞いてきた。



？？「おーい！秀次〜誰かいたか〜？」



今度は槍？みたいのを持った、カチューシャをつけた人がこちらに向かってきた。



三輪「陽介か。ああ、人型近界民らしき奴がいた」


米屋「マジで！お前人型近界民なのか？」




私はゆっくり首を横に振った。




三輪「では、一般人か？一般人の警戒区域内の侵入は認められていない」


貴方『警戒区域？』


三輪「知らないのか？」


米屋「なぁ秀次、この子が持ってるのってトリガーじゃね？」


三輪「…なにっ！？」



私の持っている袋には沢山のトリガーが入っている。



三輪「それはボーダーのトリガーか？」



どう答えようか…でも嘘は付かない方が良いだろう…。そう思い、私は首を横に振った。




　 カチッ




銃を構えた人が引き金に力を込めるのが分かった。



…撃たれる！



そう思いギュッと目を瞑った。



米屋「おいおい！待てよ、秀次。流石に撃つのはまずいって！先に報告だって！それにこいつ生身だろ！」


三輪「…ﾁｯ」





そのやり取りの後、秀次っていう人は誰かに連絡を入れていた。

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