【wrwrd】私を見てほしかった【zm】

２話 ページ3

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『…遅いなぁ』



時既に夜中の1時


普段残業でも飲み会でも12時前には帰ってくる


『…寝よう、』


これ以上起きてても、朝きついし


お肌に悪い









・









ｶﾞﾁｬ



『…ん、？』



玄関の扉の閉じる音がして目が覚めた


帰ってきたのかな


スマホの電源を付けると朝の５時




トントンさんの家にでも泊まってきたのかな


…女の人の家とか考えたくない、



仕事は今日は９時からとか言っていた



だから少し寝るんだろう


布団に入ってきた



もちろん私は寝たフリ



ぎゅっ



『んっ、』



ゾ「ごめん、起こした」



『いいよ、』




うちのとは違うシャンプーの匂いが


ゾムからふわっと香ってきた


トントンさんのとこのとも違う


いつも泊まって帰ってきた時の匂いじゃない










1人のお布団より暖かい



けど、なぜか冷たく感じる




抱きしめられても、




なぜか段々と冷えていく

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