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理解者4 ページ36

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『この建物内には私を含めて3人。決定権はお前だ、上矢』

上矢「どーせ、このビルは包囲されてんだろ?」

『!』

上矢「だったら、死ぬだけだ!!」




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パンッ!!




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『ッぁ!!』

上矢「お前がな」

撃たれたのは私の右肩。
幸い弾は貫通したみたいだ。拳銃は意地でも離さなかったが、右肩は焼けるように熱い。

右腕を少しでも動かしただけで激痛が走る。

その痛さに思わずじゃがりこんだ。

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上矢「ふん...上手く避けたようだが、右肩に貫通している。もう銃は撃てま「パンッ!」
………な!??」

『わたし...両利きなんで』


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利き手を潰したと余裕ぶっこいている上矢に一発左手で撃ち込んだ。

しかし、少し身体を動かしただけの激痛のせいか少し起動がズレ、銃を弾き飛ばすまでは及ばない。


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上矢「っ...貴様...」

だが、右腕の手首を完全にやったようでかなり痛々しい出血はある。はは、ざまーみろ
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上矢「だが、残念だったな...この距離なら左手でも撃てる」

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そう言って、左手に持ち替えた上矢は私の眉間に拳銃を向けた。
私も上矢の眉間に拳銃を向ける。


だが、しゃがりこんでいた私が不利だった。
一瞬で上矢は足で蹴り上げて私の拳銃を吹き飛ばした。その攻撃に私の手は空になる。上矢は1発私の腹をかするように打った。


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『っあ!!』

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腹の痛みに蹲る。
殺さないようにわざとかするように打ちやがって...性格の悪さが滲み出てる。

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上矢の腕が私の首へと伸ばされた。

首を締められ軽く持ち上げれる。
息が苦しい。
酸素が足りないのか薄れる感覚の中、拳銃を構えた音が聞こえた。
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そして、ゴリッと銃口が直接私の太ももへと当てられる。

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次にくる太ももへの痛みを覚悟した時━━


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設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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トロ丸くん(プロフ) - 初コメ失礼します。凄く面白くて大好きです!ただ、理解者2から3にかけてがおかしくなっているので修正したほうがいいと思います。更新楽しみにしています! (2020年4月11日 9時) (レス) id: 1357d0851f (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです!番外編とかでもっとジンとの絡みが見たいなぁと思ってますw更新頑張ってください! (2020年4月10日 15時) (レス) id: 51ee7cd96d (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 面白いです最新待ってます頑張ってください (2020年4月2日 0時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
斉藤さん - 続編おめでとうございます!待ってました!!今度はジンのターンですね( -ω- `)フッジン好きの私にはニヤけが止まりませんw (2020年3月20日 23時) (レス) id: 4ec1a4318b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:235711 | 作成日時:2020年3月15日 19時

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