野良猫8《名探偵コナン》

捕食者2 ページ4

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バチンっ！！


『...、ぇ？』


突然────
首辺りに鋭い突き刺さるような痛み。
何が起きたか分からないまま力が入らない身体が傾く。


身体が思うように動かず、そのまま濡れている地面にバチャリと倒れた。
冷たいという言葉も痛いという言葉も何も口からは出なかった。
ただただ困惑。


一体何が起きた？？



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起き上がろうと手を動かすが、痺れて動けない。足も、腕も、頭も痺れている。

霞む視界の中で何とか意識を保っていると、カランと倒れている私の目線のすぐ横にスタンガンが転がった。
それを見て私の身に起きたことを察する。



『(くそ、スタンガンか...
でも...まったく気配を感じなかった...)』


雨が降って気配を感じ取りにくいのもあるが、後に立たれるなんて、、、、
そちら系のプロか？前みたいに。
それを考えたらドクンｯと心臓が鳴った。
もしかして、上矢...？

今度こそ私を.....？


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？「さすがねぇ〜ジン。あら、その子、、、」

ジン「なんだ知り合いか？」

？「いえ、少しね」


この声...
女の方は知らんが、男の方は女が名前を言っているとおり、ジンだ。
安心したくはないのに、上矢ではない声にふっと安心してしまう。

だが、状況は状況だ。
ジン、黒の組織との接触は避けたかった。
上矢の方を気にしすぎていて、まったく意識してなかった。

私が1人になるのを狙っていたのか？

ジンはこの場所を知っている。
それを忘れていた完全に私の落ち度だ。

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『、、っくそ.....』


必死に手を出し少しでも2人から距離をとろうと身体を地面に引きずるが動くのはたったの数センチ。


？「！」

ジン「！ほぅ...まだ起きてやがったのか。
さすがだな...それよりA、お前最近公安の連中と一緒にいたらしいじゃねぇか。
ついに公安に成り下がったのか？？」

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