【御幸&倉持&亮介と足ツボ(2)】★ ページ36
「それにしてもほんとにこってるね。…目も疲れてるみたいだし、眼精疲労からきてんのかな?」
「眼精疲労?…あー、そういや、昨夜遅くまで沢村とゲームしてたな…」
「それかもねー。」
そう言いながら、かなりほぐされてきたその場所からAさんがマッサージする位置を変えると、またしても痛みが襲ってくる。
「いって…!そこも…!」
「…え?こ、ここ?」
顔をしかめながらAさんを見ると、なぜかキョロキョロと目を泳がせてる。
なんだ…?
「どーしたの?A?」
「い、いや、別に…」
「そこ、痛いんだってさ。今度はどこがこってるの?」
亮さんが俺の足とAさんの顔を交互に見ながら話しかけるけど、Aさんは相変わらず挙動不審な動きをしてる。
ついでに言うと、何だか顔が赤くなってきたような…。
「そ、その…ここは…」
「…ここは?」
なんだかイヤな予感を覚えながら聞き返したら。
Aさんはやっぱり赤い顔で、俺から顔を逸らしながら消え入りそうな声で言った。
「………せ………生殖、器………」
「「「………………。」」」
…数秒間の、沈黙の後…。
ポン、と亮さんが俺の肩に手を乗せた。
「…倉持…」
「…り、亮さん…?」
この後…ニッコリ笑いながら、亮さんから爆弾が投下された…。
「最近一人Hやりすぎなんじゃないの?」
「は!?ちょ、何言って…!」
「いやー亮さん、逆じゃないですか?やってなくて溜まっちゃってんのかも。」
「あぁ、そう言えばそうかも。」
「御幸!お前も好き勝手言ってんじゃねぇよ!つーか…」
慌てながらチラッとAさんに目を向けると、真っ赤な顔をして俯いてしまってる。
ち、違う…!俺は…!
けど、何をどう説明すりゃいいんだよ…!
やってるともやってねぇとも言い辛ぇじゃねぇか…!
「あのさぁ倉持。」
すると、相変わらずニコニコの亮さんがまた嬉しそうに話しかけてきた。
「やりすぎもダメだけど、やらなすぎもダメだよ?適度に抜いておかないと。」
「いや、だからっ、俺は別に…!つーか、その話はもういいっすよ!Aさん、いるし…!」
「え?あ、そっか。」
そこで、ようやくAさんの存在を思い出した、とでも言いたげにポン、と手を打ちながら亮さんが言った。
「ごめんねAー。つい盛り上がっちゃってー。」
「…盛り上がってたのは亮介だけだと思うけど。」
ゴホン、と咳払いしながらAさんが言うと、亮さんはクスッと笑って続けた。
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雪星(プロフ) - 椰子の実さん» 椰子の実さん、コメントありがとうございます!大好きと言ってもらえるだけで嬉しいのに、頻繁に読んでくださっているとは…!元々自分の息抜きで始めたある意味バカバカしい短編集ですが(^^;楽しんで書いてますので、また読んでやってくださいっ(≧▽≦) (2016年9月11日 22時) (レス) id: 1f6d2a7be2 (このIDを非表示/違反報告)
椰子の実 - このシリーズが本当に大好きで大好きで、ほぼ毎日読んでる感あります(笑) (2016年9月11日 20時) (レス) id: 5b93e46beb (このIDを非表示/違反報告)
雪星(プロフ) - 抹茶さん» 抹茶さん、コメありがとうございます!夢主は、制服の時は基本的に短パン装着してる設定です(^^;すぐ足が出る自覚があるので…(^^;たまに忘れてたりして、倉持や白河君がその場面に遭遇してラッキースケベが発動してます(^^; (2016年4月6日 23時) (レス) id: 1f6d2a7be2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - この作品とっても面白いです(^^♪後、前々からずっと気になってた事があるんですが夢主ってよく回し蹴り?してますよね、この時パンツ丸見えになってないんですか?もし、見えてたら倉持達は見て見ぬふりをしているのですか? (2016年4月4日 23時) (レス) id: 301a2e1b49 (このIDを非表示/違反報告)
雪星(プロフ) - あおあおさん» あおあおさん、はじめまして!コメありがとうございます!有り難いお言葉、嬉しいやら恥ずかしいやら…(≧▽≦)なるべく早く続編公開できるように頑張りますので、少々お待ちください(>_<) (2016年4月2日 22時) (レス) id: 1f6d2a7be2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪星 | 作成日時:2016年1月27日 19時