ビビり4 ページ4
出「A〜ごめん遅くなっ...て、1人だったの？！大丈夫？怖くなかった？」
「...遅いぃぃ〜！！！...怖かった...」
そう言って出久にギュッとしがみつく。
軽く言うつもりが割とガチ目なテンションになっちゃって反省。
教室に1人なことを確認してすぐ
怖くなかった？と聞いてきてくれるあたり、
出久も私に甘いのだ。
出久の体温を感じるとほっとする。
そして2人で手を繋ぎながら(誰がブラコンじゃい)帰路に着き、
友達できた？できたよ。と気軽な話をして
雄英高校記念すべき一日は終わった。
次の日。
今日も今日とて占い結果にもごもご言いながら家を出て
ギャアギャアと近くで鳴くカラスに悲鳴をあげて
出久と仲良く登校していると、
目の前に見知ったツンツン頭を見つけて後ろからドーン！した。
出久が青い顔でアワアワ言ってる。あれ？出久もビビりデビュー？
勝「何しやがんだAテメー！！」
「かっちゃんおはようなんで昨日は一緒に登校してくれなかったの？出久とかっちゃんで私を挟んで歩けば安心最強ビビり半減なのに」
勝「誰がクソデクと並んで歩くかよ！」
「真ん中は私なんだから並ばないよ」
勝「そういう問題じゃねー！！」
なんやかんや言い合いながら電車も一緒に乗ってくれた。
昔からかっちゃんは出久には厳しいが私には優しいのだ。
勝「テメェ...どーなんだよ。」
「なにが？相変わらずビビりですがなにか？」
勝「んなこたぁ分かってんだよ！！」
出「A、友達が出来たかどうか心配してるんだよかっちゃんは」
勝「誰が心配するかァ！！」
「ああ、なかなかクールな友達が出来たよ2人。」
勝「そーかよ...」
出(やっぱり心配してるんじゃん...)
やっぱりかっちゃんは優しい。
渋々といった顔をしながら3人で並んで登校した。
出「A、今日も1人で教室で待ってられる？怖くない？」
「まままかせてぜぜぜんぜん大丈夫だからキラッ」
だだだだだだ、大丈夫。
1人ぼっちの教室コワクナイコワクナイ
自分に言い聞かせていると
出久とは反対側からため息が聞こえた。
勝「終わったらA組の前で待ってりゃいいだろ」
「えーーーそれだと私なんか不審者じゃない？
何あいつ見てないで帰れよとか思われない？？」
勝「思われねえだろウダウダうっせぇ！いいから終わったらA組の前で待ってろクソが！！」
「これかっちゃんも一緒に帰ってくれるパターン？やったー」
ちげぇわクソとか言ってるけど多分帰ってくれるやつ。わーい
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莉緒(プロフ) - けいこさんの書くかっちゃんが素敵すぎる…！ほんとに可愛い優しい大好きです！！素敵な作品をありがとうございます🩷 (4月4日 20時) (
レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - いちきちゃんさん» 応援ありがとうございます♡頑張ります(*^^*) (2023年2月16日 6時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします！更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月15日 23時) (レス) @page46 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - かいさん» かい様 わー！嬉しいコメントありがとうごさいます！(*^^*)♡ (2023年2月15日 19時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
かい - コメント失礼します！めちゃ面白い作品ありがとうございます！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page43 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けちょ | 作成日時：2023年2月1日 10時
