理事長である祖父に頼まれて学校改革始めます3〈男主〉 (ページ1)

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登校5日目・朝ページ1

目覚ましが鳴る前にふと目が覚める。

カーテンからはうっすらと朝日が差し込んでいた。

夢を見たような気がするが思い出せない。

んーっと伸びをして布団から出る。

今日は金曜日。

つまり、明日から2日間は学校がない。

休日中にできることなんて限られているから、今日中にある程度探りたいところだ。

S会の重要だと思われるメンバーはほとんどあったと思う。

リーダー気質の岩本先輩。

文武両道の阿部先輩。

アニメオタクでムードメーカーな佐久間先輩。

不思議な雰囲気を漂わせる宮舘先輩。

気難しそうな渡辺先輩。

掴みどころのない深澤先輩。

そして、問題の姫宮さん。

岩本先輩の発言から推測すると、初期メンバーは7人いるはず。

深澤先輩に関してはまだ初期メンバーだと断言できないが、そこはラウールくんに聞いてみよう。

仮に先輩が初期メンバーだとしても6人。

まだあと一人いるはず...

それについてもラウールくんに聞いてみるか...

チカチカと光るスマホを手に取ると、通知の数がすごいことになっていた。

まー、その殆どはこーじくんからだね。

あとは学校からのお知らせ？

こーじくんは僕がメッセージに返事をしないし既読もつかないから心配していたようだ。

学校からのメールは後で確認しよう。

まずはこの夥しい数のメッセージを送ってきた彼を宥めるところから...

"ごめん、昨日は疲れてて早く寝ちゃった！"

彼にメッセージを送るとすぐに既読がつく。

いや、怖いわ！

すると、そんな彼から電話がかかってきた。

ー

作者より

"りじかく(理事革)"をここまで見て頂きありがとうございます！
略称はぱっと思いついたものなので、もっといい案があればトップにあるURL先のコメント欄で教えてください！

お陰様でたくさんの方にこちらの作品を見て貰えて嬉しい限りです！

作者の気まぐれ脳死手癖で書かれた作品ですが、せめてキリのいいところまでは書きたいと思っておりますのでよろしくお願いします！

ps.男主設定は作者の大好物なので女主が良かった方はすみません(汗)