【名探偵コナン】ラプソディー3【警察学校組】

高校生探偵の誕生である2 ページ9

新「工藤新一、探偵ですよ」



新一はニヒル顔をしてお馴染みとなったセリフを目暮に言う





『(おぉ、初めて見た)』


Aは初めて見る新一のセリフに内心拍手を送る








目暮は幼少期の新一と面識があるようで再会を喜んだ束の間、高校生になったばかりの彼に探偵の真似事をするな！と怒鳴り客室乗務員に自分の隣で寝ている男と後ろで寝ている三人の男は同じ刑事だから呼ぶようにと指示をする




蘭「勝手にいなくならないでよ！アンタが被害に遭ったかと思って心配したじゃない！」



しかもAさんに助手みたいなことをさせて！と蘭の怒りに新一は「間抜け面で寝ているヤツを起こす趣味はねぇよ」と茶化した




『(私も間抜け面で寝てたんだけどな…)』



新一なりの蘭への気遣いなのだが、素直に慣れないとはまだまだ青いな、とAは表情には出さないが心ではニヤニヤする

　





伊「だが、まだ高校生の分際で死体に触ったのはいただけねぇな」



『…え、なんで？』



目暮の指示で客室乗務員に起こされ伊達、松田、萩原、高木がやってきた




伊「国際手配の容疑者を引き取りに搭乗してたんだが」



まさか機内で殺人事件が起きるとは、と伊達は目暮に続き現場へ足を踏み入れる



その後ろで残りの三人は大きな欠伸をかき、気だるそうにしていた





松「にしても、中坊が探偵気取りとはいい御身分なこった」



新「もう、高校生なので中坊ではありません(この人までいんのかよ！)」



萩「俺は目覚めにAちゃんの顔が見られたから頑張れちゃう♡」



『あはは…(通りでフライトの時間とかこと細かに聞いてきたわけだ)』



高「(通りで珍しく同伴を買って出たわけだ)」

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