【名探偵コナン】ラプソディー3【警察学校組】

高校生探偵の誕生である ページ8

事件は突然やってくるものである――――






退院をして早数日




今日から待ちにまったロサンゼルスへ旅行である


飛行機が離陸してから数時間、日本時間で言う深夜の時間になるので機内は暗くなり乗客の殆どが眠りについていた




新「…Aさん、起きて！」


Aもブランケットに包まれ寝ていたが新一に肩を揺すられ眠りから現実へ引き戻される




『……どうしたの？』




新「どうやら、後ろのトイレで事件があったみたいだから一緒に来てくれない？」





『(早速ですか…)』




そんな女子中学生が友達に一緒にトイレに行こうよ、みたいなノリで言ってくる新一にAは寝惚けながらも横で眠っている蘭を起こさないように新一に着いていった




騒ぎのあるトイレに到着すると新一はAにそこで待つように言う




――――乗客の男性が死亡していたのだ





新「Aさん、確かカメラ持ってきていたよね？」



借りてもいい？と新一に言われAは持ってきていたデジカメを渡しす



新「サンキュ！あと今から俺が現場検証するから俺が何かを隠したり怪しい素振りがないか客室乗務員さんに監視するように伝えて」



それから遺体の状況を言っていくからメモしてほしい、と頼まれAは新一に言われた通り客室乗務員に新一のことを見張るよう頼んみ、自分は持ってきていた小説のネタ帳を2、3枚破り簡易的なメモ帳を取れるようにした



死後約1〜2時間ほど


死因は頸椎損傷による窒息死


凶器はアイスピックのような先端の尖っているもの


新「…被害者は刺される前に何か薬品を嗅がされて昏睡状態にさせられていた可能性がある」



『でも一体誰がこんなことを…？』



新「今はまだわからないが、心配することはないぜ。

犯人はまだこの太平洋上空に浮かぶ、この巨大な鉄の中だ」



逃しはしない、と新一が自信アリげに言っている中、男性がAの肩を掴み己が通れるように退けられる


その男性はAもよく見知った目暮警部だった



目「おい！何なんだね、君は！！？」



蘭「Aさん、何があったの！？

新一は？」



『蘭ちゃん……』




目暮は新一に怒り心頭でその手で新一の肩を掴み、目暮と一緒に来た蘭は新一の場所をAに尋ねる




Aは新一なら、と目線を新一のいるトイレに向けた

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