EP.8 ページ9
あみside
らいむ「そういえば、あみさっき蓮のことめめって呼んでたけどそんな呼び方だったっけ」
『あー、それねぇ…』
確かにめめって呼んではいるんだけど、ラウールくんに言われたからなんていうのを説明するのはちょっと恥ずかしい
気分とでも言って誤魔化せるか、
目黒「ラウールに嫉妬するから下の名前で呼ぶなって言われたからだよな」
『ちょっ、バカ!!!』
目黒「え?」
このテクノ、昨日から余計なことばっかり言いやがって!!!
らいむ「なんだぁ、そーゆーことだったのかぁ」
『ニヤつくのやめれる?』
らいむ「もー、照れないでよ!」
『照れてないわっ!』
あぁ、顔が熱い
律儀に守っちゃって可愛い奴め、なんて言ってるけどめめと喋ってる時のらいむも相当可愛いよって言ってやりたい
言わないけどね!?
らいむ「それにしても、めめってかわいいあだ名だね」
『それ、私も思ってた』
誰がつけたのかもいつからそう呼ばれてるのかも知らないけど、その人はなかなかいいネーミングセンスだと思う
誰目線だよって話だけど
らいむ「私もめめって呼ぼっかなー。なんか語呂いいし」
『あ、』
ちょっとそれはあんまり良くないかと、、、
目黒「だめ。らいむはそのままの呼び方がいい」
らいむ「そう?じゃあそのままにするけど」
目黒「ん。分かってくれたならいい。」
めめ、すっごいちゃんと言うじゃん。
朝私にした “下の名前で呼ばれると特別感がある“ って話はしなかったけど、こんなんもはや、らいむは特別って断言してる様なもんじゃん
こーゆー場面を見るたびに、この2人は本当は付き合ってるんじゃないかって錯覚するんだけどそんなことはないらしい
2人がカップルになったらほんとにお似合いだし私も嬉しいからくっついてくれないかなー
向井「あみちゃん?何考えとるん。試合呼ばれてるで」
『あ、ごめん』
私たちと同じタイミングで試合に戻ることにしたのか立ち上がっためめと康二
並んで歩く2人の姿に少しの幸せを分けてもらって試合に向かった
682人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あすみ | 作成日時:2022年10月9日 23時