EP.5 ページ6
あみside
らいむ「何、なんでこの子しんでんの」
向井「あぁらいむちゃんおかえり。おらん間に色々あったんやで」
らいむ「色々?てか蓮はどこ行った」
向井「ラウールを追いかけてどっか行った」
らいむ「ラウール?ラウールって、えぇっ!?」
向井「なんや、らいむちゃんもラウのこと知ってるんか」
らいむ「知ってるも何も中学校の卒業式の日にあみの告白してきた可愛い男の子でしょ?忘れられるわけないじゃん。」
向井「卒業式の日に告白したん!?ラウめっちゃ大胆なことするやんか」
らいむ「いやー、あの時はびっくりしたわ。まさかモテまくりのラウールくんがあみに告白するなんて。てか康二こそラウールくんのこと知ってるんだ」
向井「めめとラウがめちゃめちゃ仲良くてな、俺とめめが遊んでるところにラウが入って来たりしとってん。」
『ちょっと待って2人とも私の存在忘れた?』
元はと言えば私のこと心配してきてくれたはずなのにしっかり放置するじゃん
らいむ「あぁごめんごめん。で、ラウールくんがどうしたのさ」
『うぅ、あんなのもう公開告白だよ…』
向井「うん、あれは公開告白や。あみちゃんは俺の好きな人だよ、って言いきっとったもん」
らいむ「そんなはっきり言ったんだ笑笑」
『笑い事じゃないよ、、、』
らいむ「良いじゃん今回はまだ一年あるんだし、ラウールくんのことしっかり知るきっかけになったんじゃない?前回は卒業式だったからよく分からずに振ることしかできなかったじゃん。ラウールくんがあみのこと好きになったきっかけだってまだわかんないわけだし」
『そうなんだけどさ』
なるべく注目を浴びずに終えたいと思ってた高校生活
これじゃそんなの無理に近いじゃん!!!
だってラウールくん、新入生の中で圧倒的に目立つし
そんな子がめめこじと絡んでるのなんて学校中の女子が騒ぐに決まってる
らいむ「大丈夫だって、あんた超可愛いから他の女子の嫉妬買うようなことないし。」
『小声で変なこと言うのやめれる?』
らいむ「事実だもん。この学年であんたより美人な人いないよ」
『絶対変なフィルターかかってるよらいむ。眼科行ってきな』
らいむ「うわー、辛辣だわこの子」
『ねぇらいむ。お弁当この席で食べるのは避けようね』
向井「あと一週間は絶対この席やで」
『、、、しんど』
この一年、どうなることやら…
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作者名:あすみ | 作成日時:2022年10月9日 23時