EP.40 ページ41
あみside
ラウ「今、めめのことめっちゃ嫌いになりそう」
向井「嫉妬心丸出しやん。」
目黒「そう?俺は好きだけど、ラウのこと」
ラウ「、、、好き」
向井「チョロっ!」
この三人が集うとそれはもうこんとはじまりの合図の様なもの
ボケとツッコミまで見事に決まるものだから、見てて楽しくないはずがないもん
ただ、今はちょっと状況が違う
らいむ「ほらあみっ、ラウールくんに感想いいなって」
『無理だよなんか恥ずかしい!』
らいむ「っはぁー!青春だねぇ」
『どこがっ』
向井「お二人さんは何をこそこそ話しとるん」
『何にもない!』
急いで来たのであろうラウールくんはさっきの衣装のままで、汗でちょっと湿っぽい髪の毛のせいでなんか色気が、、、
って何を考えてるんだ私は!!!!!
1人で悶々としてたらいつの間にか近くに来てたラウールくん
ラウ「あみちゃんも、来てくれてありがとね」
『う、うん!』
らいむから、チャンスだ!言え!って口パクで言われたけど、一回黙った私は完璧にタイミングを逃したみたい
ラウ「えっと…どう、だった?」
今度こそ巡ってきた絶好のチャンス
『ほ、本当にかっこよかった!!!』
ラウ「嬉しい!よかったぁ!」
ちらっと顔を上げてラウールくんの顔を見れば、いつもとおんなじ天使のような笑顔を浮かべてて
自分の中の変な緊張がすっとなくなる感じがした
『最後の曲でセンターに立った時、本当に鳥肌がたったの。ダンスのことなんて何にもわかんないけどすっごい感動した!すっごい輝いてた!』
ラウ「、ありがと///」
一回緊張がとければ、口からスッと言葉が出てきて、興奮に任せて一気に喋っちゃった
向井「さっきまであんなにモジモジしてたのに、今度はラウがモジモジしてるやん!」
ラウ「こんなに褒められると思ってなくて笑」
目黒「いや、お前のダンスはマジですごい。何回見ても感動するもん」
らいむ「うん、マジでかっこよかった」
向井「俺も、ラウのダンス大好きやもん」
ラウ「ちょっ、褒めすぎだって!」
みんなが口々に褒めるから、照れなまくって耳まで真っ赤になってるし笑
ラウ「でも、マジでありがとう!」
って笑いかけるラウールくんは本当に嬉しそうな笑顔を浮かべていた
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作者名:あすみ | 作成日時:2022年10月9日 23時